金鯱賞展望
歴史のあるレースだが、今回はコース改修後初の開催なので、ほぼ新設重賞…の
扱いになる。
とりあえずは3月&7月開催から、コースの平均ラップタイムを見ておく。
中京2000m平均ラップタイム
傾向
上級クラスのレースはまだ少ないため、ほとんど未勝利~500万下クラスの平均
ということになるが…ラップタイムを見ると、前半はゆったりと入って、道中~
勝負所に掛けて徐々にペースアップしていく展開で、ラスト1Fはしっかり落ちる
という形になっている。
一応ラップ全体の形としては上がり勝負にはなるのだが、途中から加速し続ける
内容で、切れというよりも、どこまで息が続くか&どこまで脚が持つか…という
サバイバル的な要素が強く、持久力&持続力勝負のイメージ。
とにかく実際に見たレースの印象としても、"止まらないこと"が重要になって、
普段、勝負所で"動けない"くらいの馬の方が合っていそうな雰囲気。
逆にそこで機動力を発揮して"見せ場"を作るようなタイプだと、結局坂を上って
からが踏ん張れずに、後続に飲み込まれることが多いように感じる。
また…