クイーンS回顧(ラップ分析)2017


レース総括
■前半~道中速く、コーナーで一旦落ち着いて→再度加速する展開
■一定の持久力と、切れ(1頭)or持続力(他)が問われた


クイーンS結果


アエロリット1.45.7 35.5 01-01-01-01
トーセンビクトリー1.46.1 34.4 06-07-06-05
クインズミラーグロ1.46.3 34.4 08-10-10-07
クロコスミア1.46.5 35.1 03-03-03-04
エテルナミノル1.46.6 34.9 08-08-06-07

天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.5
前半1000m:58.3
12.2-11.2-11.8-11.6-11.5-11.9-12.1-11.5-11.9

クイーンSラップタイム


レースラップ分析


ラップタイムを見ると、前半からある程度速くなって、道中はかなり締まった
展開、その後3コーナー辺りから一旦落ち着きつつ→4コーナー~直線でもう
1度しっかり加速…という形。

とにかく今回の特徴は、前半~道中の速さで、そこでしっかりと引っ張られた
ことで、まずは一定の持久力が問われたことは間違いない。

また後半のコーナー~直線においては、勝ち馬が(溜め→)"切れ"を発揮した
のに対して、後続は緩んだ区間でしっかりと追い上げつつ、形としては道中
~上がりでかなり長い脚を使って、持続力を示した内容。

つまりは、前と後ろで問われた適性は異なっていたものの、結果的として、
それらを合わせた総合力(持久力+切れor持続力)で抜けていた勝ち馬が
押し切った…というレースだった。

脚質的には、(勝ち馬を除けば)相対的に少しでも脚を使っている、後ろの
集団の先頭付近の馬には厳しく、前半をキッチリ受け流して→後半に賭けた
馬に向いた格好で、その中でも特に、開幕週の馬場だけに内から進めた馬に
有利だったと言える。

当然この先に向けては、(上記に当てはまらないような)逆境の立場ながら、
掲示板付近に粘ったor浮上した馬の巻き返しに注目はしておきたい。
(言うまでもなく勝ち馬の活躍にも)


各馬について


出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

アエロリット
自ら厳しい展開を演出して、コーナーでしっかり引き付けつつ→再加速する
形での押し切り。文句なく強い内容。
斤量差ももちろんあるが、単純に中身の部分で抜けていた印象が強い。
(半端な馬なら、溜めても加速できない)
大幅な馬体増があった中でこのパフォーマンスなので、当然成長分は大きい
だろうし、秋に向けても、地力の部分での問題は何も見当たらない。
もちろん今回、(我慢をさせずに)馬の気分に任せる騎乗を選択したことで、
距離延長、特に前には基本厳しい秋華賞に向けての不安は正直残るのだが、
ソウルスターリングはいないということなので、あっさり…もあり得る。
どちらにしろ、この先もしっかり注目したい存在。

クロコスミア
前半が遅かった訳ではないので、実際に行き切れたかどうかは分からないが、
中途半端に控えたことで、終始外目を回り、ポジションとしても最も厳しい
ところ(付近にいた馬はみんな沈んでいる)から進めた内容。
つまり今回は、2重の意味で逆境の立場だった訳で、その中で4着に粘った
ことは地力の証明になっている。
これはすぐにでも巻き返しを期待したくなる内容。当然次走注目したい。

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