高松宮記念回顧(ラップ分析)2017

レース総括
■やや速い前半から、後半も止まり過ぎない展開
■一定の持久力&持続力が問われた


高松宮記念結果


セイウンコウセイ1.08.7 34.5 04-04
レッツゴードンキ1.08.9 33.9 13-12
レッドファルクス1.09.0 34.6 08-06
ティーハーフ1.09.3 34.6 11-09
フィエロ1.09.3 34.1 15-15

天候:小雨 芝:稍重
上り4F:46.1 3F:34.9
前半3F:33.8
12.3-10.3-11.2-11.4-11.3-12.2

高松宮記念ラップタイム


レースラップ分析


ラップタイムを見ると、前半が少し速くなり、道中~勝負所はほとんど一定の
スピードを保って流れつつ→ラスト1Fだけ落ちるという形。

今回の場合、スタートしてしばらくはある程度流れた格好で、前後半で言えば
しっかり前傾になっているので、一定の持久力が問われたことは確か。

ただしその"度合い"は、過去のレースと比べてそれ程高い訳ではなく、ラップ
自体もこのコースのオーソドックスな形になっているので、適性的には、単に
上がりで粘るだけではなく、最後までしっかりと"持続する力"が必要だった。

また今回は、勝負所~直線で馬群全体が外を目指す格好になった中で、結果
として(勝ち馬以外)道中最内を進んだ馬が上位を占めた訳だが、その理由を
挙げるとすれば、(雨の影響で馬場が少し悪くなっていたことは確かだが)
少なくとも「内⇔外の違いはそれほどなかった」こと。まずはこれが1点。

そしてもう1点は、「勝負所で細かい緩急がついている」こと。
(仕掛けてから)一定水準以上のスピードに居続けられる時間は当然限られて
いるので、ラスト3F(4角)で、内の馬が(相対的に)溜められている状況で
外を押し上げれば、その後使える脚は大きく違ってくる。

しかも今回はいつも以上に外を回していたために、これほどハッキリと明暗が
分かれることになった…という雰囲気。
(中京を知っている)関西の騎手⇔関東の騎手の差もあったように思う。

したがって今回の場合、この展開なので上位の地力は当然認められるし、この
先にも十分期待していいだろうが、一方で外を回して負けた馬たちの巻き返し
…という部分にも、次戦以降では注目していきたいところ。


各馬について


出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

セイウンコウセイ
前半からある程度脚を使いつつ、他の上位馬が内にこだわるような競馬をした
中で、中~外寄りを押し通しての勝利。その地力&持続力は当然認められる。
外目の馬が積極的に押し上げようとしていた中で、(馬自身に余力があった
ことも当然あるが)勝負所で急ぎ過ぎず→直線半ばで満を持しての追い出し
…という競馬をした幸Jの騎乗も光った。
この先(秋)に向けては、やはりまずはハイペースへの対応…という部分を
しっかり見極めたいところで、その先には、タイプ的に向きそうな香港…と、
楽しみは本当に多い馬。当然注目していきたい。

フィエロ
道中は最内を進んだ…というところまでは2~4着馬と同じだが、この馬の
場合は、4角~直線で中~外寄りに持ち出した格好で、少し馬群を捌きながら
という形になったことも含めて、勿体ない競馬だった…という印象。
(もちろん内にこだわってどこまで迫れたか?は微妙だが)
地力ではまだ十分戦えるし、当然次はマイルに戻っての活躍に期待したい。

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