アルゼンチン共和国杯展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2010 7.0-11.1-10.8-12.2-12.2-12.1-12.2-12.3-12.1-12.2-11.8-11.6-12.4
2009 7.3-11.4-12.1-12.5-12.5-12.3-12.1-11.7-12.0-12.3-11.0-11.8-11.9
2008 7.3-11.3-11.4-11.9-12.2-12.0-12.1-12.3-12.2-12.0-11.6-12.3-12.2
2007 7.3-11.2-11.3-11.6-12.4-12.1-12.3-12.7-12.6-12.2-11.5-11.4-12.3
2006 7.1-10.7-10.7-12.1-12.0-12.3-12.5-12.9-12.4-12.6-11.8-11.8-12.1
2005 7.2-11.4-11.7-12.8-12.5-12.3-12.5-12.5-12.2-11.9-11.7-11.4-12.3
2004 7.7-11.5-12.0-12.3-13.4-13.2-12.8-12.6-12.0-12.0-11.3-11.3-11.7
2003 7.4-11.4-11.7-12.5-12.4-12.5-12.1-12.5-12.1-12.0-11.4-11.7-12.2

過去8年の平均ラップタイム
7.29-11.25-11.46-12.24-12.45-12.35-12.33-12.44-12.20-12.15-11.51-11.66-12.14
2.31.46

アルゼンチン共和国杯平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
過去の平均ラップタイムを見ると、スタート直後はミドルペースくらいで入り、
道中はこの距離だけに一応は落ち着くものの極端には緩まない展開で、3~4
コーナーで徐々にペースが上がりつつ、ラスト3Fで一気に加速して、直線は
右肩下がりの形になっている。

ここの特徴は、まずは道中の水準がある程度高いということで、追走で無駄な
脚を使わないためにも、やはり一定以上の持久力(有酸素運動能力)がなければ
好走は難しいと言えそう。

またこのコースなので、勝負所での加速についていけることももちろん重要には
なるのだが、終いの部分が少し落ちる形をしていることもあって、長い直線を
伸び切れる持続力を持っていることも重要になる。

つまりこのレースでは、厳しい展開によって地力で劣る馬が振るい落とされて、
ハンデ戦でもしっかり実力が反映されると考えておきたい。


好走の条件
・一定の持久力を備えていること
・勝負所での切れ&末脚の持続力が必要


予想
まずは確実に行きたいコスモラピュタ&ドリームセーリングの存在があり、それ
以外にも、直後につけたいくらいの思惑を持った馬がかなり揃っている印象。
当然これはペースが上がるものと考えて、持久力に関しての裏付けはしっかりと
取っておきたいイメージ。

◎オウケンブルースリ
持久力&持続力という点では、元々JCという断トツの裏付けを持っている馬
だけに、ここは単純に状態次第という雰囲気。
それで前走では、得意とは言えない決め手勝負で今までにない上がりを発揮して
いて、迫力はまだまだ…にも感じるが、戻りつつある印象は十分受ける。
トップハンデだがJCの盛り上がりのためにも、ここは復活に期待したい。

○ナムラクレセント
持久力&持続力に関しては、さすがにこのメンバーでは上位の存在。
東京は毎日王冠4着の1度しか経験してないが、元々小回りや中距離のスピード
レースでは道中で無駄脚を使ってしまうため、広いコースでこそ…というタイプ
なので、純粋な持久力が問われ、長距離色の濃いこの舞台には合っているはず。
あとは休み明けの状態さえ問題なければ。

▲コスモヘレノス
基本的に決め手とかは全く期待できないタイプで、純粋な持久力が問われる展開
でこそ…という馬なので、まずは水準が上がらないと話にならない。
そういった意味では、今回はメンバー的にペースは上がりそうだし、万が一落ち
着きそうになったとしても、番手から進めてハイペース希望のキングトップガン
あたりとは利害関係が一致しているはずで、締め付けてもらえる可能性は十分。
好走した昨年とは斤量は違うが、ここは浮上のイメージが描ける。

注トレイルブレイザー
烏丸S→目黒記念で一定の持久力は示していて、特に目黒記念の内容に関しては
昨年この舞台でコスモヘレノスが示したパフォーマンスと同等レベル。
斤量的にもその時から1kgしか違わないし、叩き2走目で上積みが見込めそうな
ここは、当然上位浮上の権利は持っているはず。
ただし終いの脚の強さは正直感じない馬で、最後押し切るところまでは疑問。

△カリバーン
前走はロングスパートを積極的に攻めた形で、それでいて最後もある程度粘った
という内容で、一定の地力は示した格好。
ただしこの馬の場合、道中からしっかり脚を蹴って走るというタイプで、水準が
上がると、その分だけ素直に末が鈍りそうなイメージ。
決め手の足りない馬が多いので、多少落ち着けば確実に浮上はしてきそうだが、
締まった展開を想定すると、信頼まではできない…という存在。

△ビートブラック
持久力&持続力はある程度高いものを示していて、ここも浮上してくる可能性は
十分あるが、一定水準以上になると、道中で少し脚を使ってしまって末が鈍る→
一線級には届かない…というイメージの馬。
もちろん今回はそのレベルの馬が集まっている訳ではないので、十分戦えるはず
だが、結果的にここを勝つような馬に対しては、1つ格が落ちるという印象。


☆キングトップガン
基本的に決め手は期待できなくて、持久力で片を付けたいタイプで、スローに
流れた前走の負けを気にする必要はないはず。
今回はメンバー的にある程度速くなりそうだし、自分自身で圧力を掛ける競馬も
選択できるので、とりあえず切れ負けはなくなるだろうし、あとは高い水準の
道中を追走して末脚もしっかり…という馬が何頭いるか?という問題。
もちろん目黒記念と比べたら斤量もグッと増えたし、多少の割引は当然必要。

☆コスモラピュタ
水準高く、しかもロングスパートという展開を演出した阪神大賞典でも4着に
粘っているように、持久力&持続力に関しては一定のレベルを示している。
その後のレースでもしっかり結果を残しているし、ここでもある程度粘り込む
可能性もあっていいはずだが、メンバー的にペースが上がりそうで、押し切る
まではやはり難しそうなイメージ。

☆ポルカマズルカ
日本海S~札幌日経OPでスタミナ面での裏付けはある程度示している馬だが、
ここではもう1段上の水準が結局は必要。
脚質的にも今回のメンバーを凌ぎ切るのは難しいイメージ。

×ドリームセーリング
前走は明らかにスローに落とし過ぎた…という内容で、それを考えると今回は
ある程度締める方向の競馬にはなりそう。
ただしこの舞台でそれをやった場合、切れ負けはなくなるとしても、自分自身に
厳しくなり過ぎる可能性が高い…。



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