東海S@京都競馬場回顧

レース総括
■ミドルペースから、勝負所まで徐々に加速していく展開
■一定の持久力&末の持続力が問われた


東海S結果
ワンダーアキュート1.53.7 35.1 03-03-07-02
ランフォルセ1.53.8 35.4 01-01-01-01
シルクメビウス1.54.2 35.3 08-09-11-07
テスタマッタ1.54.3 35.8 06-07-02-02
ゴルトブリッツ1.54.4 35.8 05-05-02-05
バーディバーディ1.54.7 35.9 06-05-08-07

天候:曇 芝:不良
上り4F:47.1 3F:35.3
6.7-11.7-11.6-12.4-12.1-12.1-11.8-11.7-11.4-12.2

東海Sラップタイム


レース詳細
馬場差を考慮しつつラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらい、道中は
一旦は落ち着く形ではあるが、勝負所まで徐々に加速していく展開で、上がりが
かなり速くなっている。

今回の場合、同日の3歳OP・昇竜Sが古馬OP平均を遥かに超えるタイムでの
決着になっているように、何と言っても速い馬場という要素があったので、この
レースに関しても、前後半のバランスからやはり上がり勝負という見方にはなる。

それでも今回は、馬場を考慮しても道中の水準自体は低くないし、徐々にペース
アップしていく、サバイバル的な展開ということもあって、一定の持久力は問わ
れたとは言えそうで、ある程度長い脚が必要だったことも合わせて考えれば、
一応の地力は反映されたように思える。

ただし上位に入った馬の中で考えれば、3着以下の馬が早仕掛けで外を回す形
だったのに対して、好位&内側で直線までジッとしていられた前の2頭は、展開
的に恵まれた部分もありそうなので、この先の条件次第では、多少の上げ下げが
必要になってきそうな雰囲気。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ワンダーアキュート
好位の内という絶好のポジションからの競馬で、逃げ馬を交わすだけという、
展開的に恵まれた立場だったことは確か。
それでも元々基本的に地力勝負でこそ…というタイプだった馬が、これだけの
スピードレースを制したというのは大きな前進に思えて、これは(個人的にも)
イメージの更新をしておきたい。
この先は当然、本当の一線級に対してどこまで出来るか注目したい。

ランフォルセ
このメンバー相手に3着以下を離した2着なので、もちろん威張っていい結果
ではあるが、今回は後続が道中でかなり脚を使って、直線で伸び切れなかった
という部分もやはりありそう。
とりあえず、スピード性能は当然認められるものの、このクラスではもう1戦
見たい…というのが正直なところ。

シルクメビウス
近走の極端に引っ張られる展開ではなかなか結果を得られなかったが、今回は
前半控える形から、道中~上がりに掛けて、この馬らしい持続力を久々に発揮
した…という内容。
(JCダートとの比較でも、パフォーマンスはやはり上がっていて、状態も戻り
つつあるのかも知れない)
もちろん周りの馬に比べて、1テンポ遅らせた仕掛けだったので、今回の結果
だけで、4着以下に対してもそこまで優位とは言えないが、この先適鞍では
しっかり注目しておきたい感覚。

テスタマッタ
この馬の場合、同じようにロングスパートした好位差し~差し馬と比較しても、
道中で極端に脚を使う内容を示していて、それで最後少し甘くなったというので
あれば、それは仕方のないところ。
タイプ的にも、もう少しレースを通してフラットな展開の方が合いそうで、その
意味では、100mでも距離短縮した方が良さそう。

ゴルトブリッツ
テスタマッタあたりと比べれば、前半の位置取りこそ高いものの、道中は溜め
られた形で、それで上がりが同じ脚というのなら、現状ではこのレベル相手だと
地力では少し劣る…という印象。
今回は、結果的に4歳勢が5歳勢にしっかり跳ね返されたという構図で、この馬
に関しても、もう少し鍛錬を積んでから…ということになりそう。

バーディバーディ
今回は相対的に道中でそれ程脚を使わない形ながら、最後も伸び切れないという
内容で、一旦落ち着き→徐々にペースアップしていく展開の中で、あまり溜めが
効かなかったという印象。
そう考えると、やはりこの馬はレースを通した持続力を活かしたいイメージには
なって、とりあえずは距離短縮して…ということになりそう。



この記事へのコメント

この記事へのトラックバック