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2016年06月26日

宝塚記念展望

予想
今開催は(春もだが)スピードに寄った速い馬場…という印象が強かったが、
天候が崩れたことで、ここへ来てついに阪神らしくなってきた。

日曜はしっかり晴れの予報なので、ある程度は回復するかも知れないが、やはり
ここはパワー馬場想定で考えたい。

結論から言えば、実力&適性ともに高いの◎の下で、適性高い○〜注と実力高い
△が争う想定。
(総合点で○〜注⇔△の間で差はないが、ならば当然人気薄を上にとりたい)

◎ドゥラメンテ
久々の中山記念を、相当に高いパフォーマンスを発揮して快勝して、ドバイSC
でも、直前の落鉄によって裸足で走りながらも、崩れずにしっかり2着は確保。
元々切れ勝負よりも地力勝負の方が結果を出しやすく、地脚のかなり強いタイプ
だけに、ここに対する適性面でも不安は感じない。
したがって問題は海外帰りの状態という1点だけだが、今回の馬体を見れば正直
気にする必要もなさそうに思えるし、そもそも、最早それだけでは下げるまでの
要素にはならない。そのくらいのレベルの馬。当然推したい。

○シュヴァルグラン
持久力&持続力はしっかり高いものを示していて、タイプ的にもパワーに寄って
いる印象を受けるので、適性的にここには十分はまって良さそう。
元々この馬に対しては、京都2歳Sの、勝負所で置かれて→ラストで猛然と追い
込んで来た内容などから、ゴールドシップに近いイメージを持っていたのだが、
一時的に表舞台から姿を消したことから「勘違いか…」と少し諦めていた。
しかし実力をつけて、再度重賞戦線に姿を現した今のイメージとしては、やはり
近いものが感じられるし、それならばここではやはり注目したくなる。

▲サトノクラウン
前走の香港では崩れた格好だが、前々走の道悪の京都記念では、好位から道中を
かなり高い水準で進めつつ圧勝していて、そこで示した持久力&持続力は普通に
ここでも上位に扱える。
タイプ的にも、スピードや切れというよりも、地力や持続力という方向なので、
この舞台にはまっていいはずだし、現状、必要以上に人気を落としていることを
考えれば、当然ここは積極的な評価をしたくなる。

注サトノノブレス
前走は、道中がかなり締まった展開になり、その流れに好位からしっかりとつき
合いつつ→直線もそのまま押し切る…という強い内容。
元々持久力&持続力は一定以上のものを示している馬で、ここの展開自体は十分
こなせていいだろうし、とりあえず可能性としては当然考えておきたい存在。
近年鳴尾記念からはしっかりつながっている中で、恵まれでは全くない勝ち馬が
10番人気というのはさすがに甘く感じる。

△アンビシャス
スローからの切れ勝負になった前走はともかく、道中〜上がりで相当な持続力を
発揮した前々走は文句なく強く、地力ではやはり上位扱い。
ただし馬体&走法のイメージからは、この舞台に対してはスマート過ぎるように
感じる部分もあって、本来はもっと素直に性能が問われる舞台の方が合うはず。
前走積極策で結果を出した…という点でも、それを受けて今回はどうするのか?
分からないし、場合によっては裏目に出る可能性もある。微妙。

△キタサンブラック
天皇賞は、枠的に恵まれた部分はあるのもの、道中をしっかり高い水準で進めた
格好での勝利で、(それまでは微妙だった)データ的にも地力を十分に裏付ける
ようなパフォーマンスだった。
当然、純粋な持久力という点ではここでは上位になるが、(スピードで削られる
ような)中距離に特化した持続力という点での懸念はまだある。
軽視はもちろんできないが、人気程の信頼もここでは現状できない。

△ラブリーデイ
元々持続力はしっかりと示している馬だし、現在状態を落としている…という訳
でもないので、これよりも下の評価というのはあり得ない。
しかし、勝ち切った昨年は、展開があまりにも特殊な形だったので、それをその
まま信用するのは難しいし、その時ほどの勢いがある訳でもない現状で、(元々
個人的に微妙だと思っている)パワー馬場をこなせるのか?という懸念もある。
当然ある程度粘り込みはするだろうが、勝ち負けは微妙かも。

☆タッチングスピーチ
基本的には間に合うかどうか…というタイプなので、ここ2走はともに上がりの
速い展開で難しかったが、(同じ内回りでも2000mとは全く違って)前半が速く
前には厳しくなりがちの2200mでは、間に合う可能性はとりあえずある。
このメンバー相手だと単純に地力で厳しい部分もあるだろうが、適性的には、
そこそこの着に浮上しても良さそうな雰囲気ではある。

☆ヒットザターゲット
前半引っ張られ過ぎないことが条件になるが、そこさえしっかり受け流せたら、
道中〜上がりで強力な脚を持続できる…というタイプ。
その点、一昨年4着した時は、前半がゆったり入った展開だったので、そこまで
信用できない訳だが、同じような展開には絶対にならないとは言い切れないし、
可能性としては一応頭の片隅に置いておきたい。あくまで一応。





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2016年06月25日

宝塚記念の傾向

宝塚記念過去9年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2015(ラブリーデイ:2.14.4)
12.2-11.6-12.2-13.4-13.1-12.7-12.5-11.7-11.0-11.6-12.4

天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:35.0
前半1000m:62.5
勝ち馬コーナー通過:02-02-02-02
勝ち馬上り3F:34.8


2014(ゴールドシップ:2.13.9)
12.9-11.6-11.9-13.2-12.8-12.1-12.0-11.8-11.7-11.8-12.1

天候:曇 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.6
前半1000m:62.4
勝ち馬コーナー通過:04-03-04-04
勝ち馬上り3F:35.2


2013(ゴールドシップ:2.13.2)
12.7-11.0-11.0-11.9-11.9-12.0-12.3-12.4-12.7-12.7-12.6

天候:曇 芝:良
上り4F:50.4 3F:38.0
前半1000m:58.5
勝ち馬コーナー通過:04-04-03-04
勝ち馬上り3F:35.2


2012(オルフェーヴル:2.10.9)
12.2-10.9-11.2-11.9-12.2-12.1-12.5-12.6-11.6-11.6-12.1

天候:晴 芝:良
上り4F:47.9 3F:35.3
前半1000m:58.4
勝ち馬コーナー通過:11-11-12-12
勝ち馬上り3F:34.7


2011(アーネストリー:2.10.1)
12.3-10.5-10.8-12.7-12.4-12.1-12.1-12.0-11.5-11.7-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:35.2
前半1000m:58.7
勝ち馬コーナー通過:02-02-02-02
勝ち馬上り3F:35.1


2010(ナカヤマフェスタ:2.13.0)
12.4-11.1-11.3-12.7-12.5-12.3-12.3-11.9-12.1-11.9-12.5

天候:晴 芝:稍重
上り4F:48.4 3F:36.5
前半1000m:60.0
勝ち馬コーナー通過:10-11-08-06
勝ち馬上り3F:35.8


2009(ドリームジャーニー:2.11.3)
12.6-10.9-11.2-12.2-12.1-12.7-12.3-12.1-11.5-11.7-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.2
前半1000m:59.0
勝ち馬コーナー通過:09-10-10-10
勝ち馬上り3F:34.3


2008(エイシンデピュティ:2.15.3)
12.5-11.1-11.9-12.7-12.4-12.6-12.5-12.3-12.2-12.2-12.9

天候:小雨 芝:重
上り4F:49.6 3F:37.3
前半1000m:60.6
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:37.3


2007(アドマイヤムーン:2.12.4)
12.1-10.5-10.9-11.9-12.1-12.3-12.7-13.0-12.3-12.2-12.4

天候:小雨 芝:稍重
上り4F:49.9 3F:36.9
前半1000m:57.5
勝ち馬コーナー通過:12-12-13-06
勝ち馬上り3F:36.2


過去9年の平均ラップタイム
12.43-11.02-11.38-12.51-12.39-12.32-12.36-12.20-11.84-11.93-12.33
2.12.72

宝塚記念平均ラップタイム


傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、道中も基本的に淀みなく
流れて、勝負所で少しだけ加速しつつ、ラストはやや落ちる…という形。

ここの特徴は、まずは前半の速さだと言えて、最低でも勝ち負けの意思を持った
(位置取りにつける)馬は、その部分で引っ張られ、しっかり脚を使わされる。
その結果、掲示板に載るような馬であっても、上がり3Fはそれほど速くならず、
つまり基本的に切れ味勝負にはならない。

そうなればレース後半に余力を残し、勝負所で主張するためには、当然のように
高い持久力を備えていることが重要で、さらに勝ち負けまで考えれば、終いまで
一定以上のスピードを維持するための、相当な持続力(筋持久力)が問われる。

もちろんメンバー次第では前半のペースが落ち着く可能性もある訳だが、過去の
ケースではその場合、仕掛けが早まってロングスパートになるか、道中が余計に
厳しい流れになるかしていて、前半の分が道中の方に転換される形から、結局は
地力の高い馬が浮上してくる…という、とにかくハイレベルな一戦だと言える。

※ここ2年は前半落ち着いた入り方をしているが、コースの特性から言っても、
現段階でそれを傾向として捉えるのはさすがに早計だろう。


好走の条件
・相当な持久力が必要(大前提)
・高い持続力を持っていること(勝ち負けの条件)




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posted by 山宗 at 11:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月19日

函館スプリントS展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 11.7-10.3-11.0-11.6-11.8-11.9 33.0-35.3
2014 11.9-10.8-11.1-11.4-11.3-12.0 33.8-34.7
2013 12.0-10.7-11.4-11.6-11.0-11.8 34.1-34.4
2012 12.1-10.8-11.4-11.9-11.4-11.8 34.3-35.1
2011 11.8-10.4-10.9-11.5-11.4-12.0 33.1-34.9
2010 12.0-10.2-10.9-11.6-11.4-12.1 33.1-35.1
2009 12.1-10.5-11.2-11.5-11.4-11.8 33.8-34.7 注:札幌開催
2008 11.7-10.2-10.9-11.7-11.9-12.0 32.8-35.6
2007 12.0-10.4-11.4-11.7-11.2-12.2 33.8-35.1
2006 12.2-10.7-11.2-11.6-11.8-11.6 34.1-35.0

過去9年の平均ラップタイム(2009年は除く)
11.93-10.50-11.13-11.62-11.47-11.93
1.08.59

函館スプリントS平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
過去のラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、勝負所では一応加速する
場面はあるものの、前傾度の高い展開となっている。

ここの特徴はやはり前半の速さで、コース形状的には前半が上り坂になっている
にも関わらず、直線の短さが意識されるからか、どうしてもペースが上がって、
(額面以上に)かなり厳しい流れになっている。

この展開なので、脚質的にはまずは差し馬の浮上を考えたくなるのだが、過去の
結果を見ると、内容的に前傾のパフォーマンスで好位から押し切る形での勝利が
目立っている。

つまりここでは、ハイペースをしっかり追走できて、終いをしっかり耐え切る
というような、持久力に優れたタイプが中心になると見ておきたい。


好走する条件
・持久力があること


予想

◎シュウジ
前々走は、前後半6秒差のとてつもない展開を先行しての失速なので、何も問題
ないし、前走は、着としては一息だが、厳しい展開に引っ張られる形で、自身の
パフォーマンス的にはまずまずのものを示した格好。スプリンターがマイルで
頭打ちになる頃合でもあるし、これも問題ないはず。
当然地力は元々高い馬で、今回、適距離に戻って巻き返す可能性は普通に高そう
だし、岩田Jにしてもさすがにそろそろ重賞勝つはず。

○アクティブミノル
地脚の強いタイプで、元々函館2歳Sを制しているように、北海道の馬場には
とりあえず合っているイメージ。
基本的には持続力という方向性ではあるが、この馬の場合、レースの前後半が
イーブンになるのではなく、自身の前後半がイーブンになることが重要。
その点この舞台では、やや控えた前走くらいの位置取りがピッタリはまる。
前半行き過ぎることがなければ頭まで。

▲ティーハーフ
昨年ここを勝利した時は、厳しい展開の中、ただ1頭後傾の内容を示し、他とは
別レースをしていた…という疑惑もあるが、千種川特別のような裏付けも持って
いる馬なので、とりあえずその地力は信頼できる。
近走は物足りない結果が多いものの、(少し限界がありそうな)スピードの問題
…という印象ではあるので、北海道に戻って巻き返す可能性はあっていいはず。

注アースソニック
昨年ここでは2着していて、元々パワー寄りの馬だけに、本質的な部分で北の
大地は合っているのかも。
その時と一昨年6着の内容の比較からは、(厳しい流れになってこそ…という)
展開待ちの部分はあるが、浮上の可能性は当然考えておきたい。
スピードに寄ったレースを3つ負けただけなのに、人気を落とし過ぎな印象。

△ローレルベローチェ
シルクロードSの内容は強く、単純なパフォーマンス比較から、一瞬は本命まで
考えたりしたのだが、印象としてスピードに寄っている分、地の強さが問われる
ここにピッタリ…とは思えなかった。
可能性はもちろんあるはずだが、扱いとしては相手の1頭に止めたい。

△オメガヴェンデッタ
地力では普通に上位の存在で、とりあえず好走の可能性は当然ある。
ただしタイプ的に、最後落ち込む展開を粘るというよりも、ある程度フラットな
展開で持続力を発揮する…という方向ではあるため、適性的には微妙な印象。
あくまでここは圏内候補の1頭。




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posted by 山宗 at 03:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月18日

ユニコーンS展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.4-10.8-11.3-12.3-12.1-12.1-12.1-12.8
2014 12.1-10.8-11.5-12.2-12.9-12.1-11.9-12.5
2013 12.4-11.1-12.1-12.5-12.5-11.9-11.7-11.8
2012 12.4-11.0-11.6-12.1-12.6-12.3-12.1-12.4
2011 12.3-10.7-11.3-12.1-12.6-12.3-12.1-12.8
2010 12.3-11.0-11.6-12.1-12.2-12.3-12.0-13.1
2009 12.4-10.5-11.4-12.2-12.8-12.2-11.9-12.1
2008 12.4-10.8-11.4-12.1-12.2-11.9-11.8-12.5
2007 12.4-10.6-11.4-12.8-12.6-12.2-12.2-12.7
2006 12.2-10.6-11.3-12.2-12.6-13.0-12.3-13.0

過去10年の平均ラップタイム
12.33-10.79-11.49-12.26-12.51-12.23-12.01-12.57
1.36.19

ユニコーンS平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半が相当に速くなって、勝負所では加速する形には
なっているが、さすがにレース後半は時計の掛かる展開になる。

とにかくここの特徴は、芝でもハイペースに分類されるくらいの前半の速さで、
当然のようにかなりの持久力が問われることになる。
また上がりは長い脚が必要な形になっているために、末の持続力を持っている
ことも重要になる。

近年に関しては、以前と比べて多少切れ要素が問われる傾向も一応見られるが、
どちらにしてもこれだけの厳しい展開なので、細かい適性以上に、基本的には
地力の高い馬が自然と浮上してくるというイメージで、タフな流れを好走して
きたような馬を素直に狙いたいところ。


好走する条件
・相当な持久力が必要
・末脚の持続力があること


予想
結局のところ上位人気5頭だが、その中での上げ下げの余地はありそう。

◎ストロングバローズ
前走では、前半〜道中が相当厳しい展開を押し切って高い地力を示しているし、
ヒヤシンスSでは、前半でかなり脚を使う形にも対応出来ていて、スピードの
部分でも問題ない。
後者ではゴールドドリームに敗れている訳だが、その時はこちらが好位でラニの
捲りをまともに受ける立場だったのに対して、相手は中団でじっくり溜められた
格好だし、直線での(内⇔外で乾き具合が微妙に異なる)通ったコースによる
影響も大きかったように思える。これは迷いなく推せる。

○ダノンフェイス
前走は、(道中は速いものの)前半が少し落ち着いた展開で、形としては上がり
負けした格好だが、自身のパフォーマンス的にはまずまずの脚は使えているし、
前々走では、1400mの厳しい展開をしっかり押し切っていて、なかなかのペース
耐性を示している。
それらの合わせ技で考えると、ここで(前走と比べて)展開が厳しくなって前進
する可能性は十分にありそうで、とりあえずここは注目してみたくなる。

▲クインズサターン
前走は、道中は(緩んだ訳ではないものの)少し溜めた格好だが、速い前半に
ある程度つき合いつつ、上がりをしっかりとまとめて最後突き抜けていて、その
パフォーマンスはここでも普通に上位扱い。
前々走でも、前半は少し受け流した格好ながら、展開としては前走よりも厳しい
レースをしっかり浮上していて、地力の部分でも十分に信頼はできる。
実際に示した内容⇔人気を比べて、少しナメられている雰囲気ではある。

注グレンツェント
前走は、(前半はゆったりしたが)高い水準で道中を進めつつ→しっかりとした
決め手を発揮しての押し切り。
前々走は、道中でかなり脚を使う形から浮上しての好走。
前半が(絶対的に)速いレースの経験がなく、スピードの部分でどうか?とも
思うのだが、仮に前半部分に対応し切れなかったとしても、地力勝負になれば、
やはり普通に浮上はして来そうな存在。前にこだわり過ぎなければ。

△ゴールドドリーム
ヒヤシンスSのパフォーマンスはとりあえず高いし、扱いとしてはここでも当然
上位の存在。
ただしその時は、道中がしっかりと落ち着く展開で、上記したように勝負所では
相対的に溜められた格好だし、道中締まった場合にどこまで?というのがある。
前走でも、(スタートでやや後手を踏んで)道中積極的に追い掛ける内容で完敗
しているだけに、その点は正直気になる。人気程の信頼感は現状ない。




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2016年06月15日

米3冠回顧

今回は米3冠皆勤賞のラニについて。
パイオニアとしての敬意を払いつつ、その軌跡を振り返ってみたい。

ケンタッキーダービー・ラップタイム
22.58-23.14-24.68-25.21-25.70 2:01.31
11.29-11.57-12.34-12.61-12.85(/F)

ケンタッキーダービーラップタイム

1着ナイキスト
2着エグザジャレイター
9着ラニ
13着クリエイター

前半部分がかなり速くなり、道中は(あくまでこのレースとしては)少し溜める
格好で、その分後半そこまでラップが落ち込まない…という展開。

ラニは後方から進め、直線外から少し交わしつつ→中団になだれ込んだ内容。

このレースとしても特に時計が速く、展開的な厳しさの中でも最後止まらない
…という、かなり高いレベルでのスピード持続力が問われた形で、日本のダート
馬にとっては、最も難しいタイプの競馬だったように思える。

とにかく(例年より速い)皐月賞と比べても全く遜色のないペースだったので、
芝のトップレベルの中距離馬でなければ恐らく対応し切れなかったはず。
このレースに関しては、さすがにスピードに殺された感は否めない。

※昨年&一昨年は、最初の4Fを23秒台-24秒台という入り方をしている…という
ことを考えると、生まれた年も悪かった印象。

2016年皐月賞
12.0-10.7-11.5-11.7-12.5-11.5-12.4-12.2-11.6-11.8
22.7-23.2-24.0-24.6-23.4


プリークネスS・ラップタイム
22.38-24.18-25.41-26.22-20.12 1.58.31
11.19-12.09-12.71-13.11-13.41(/F)

プリークネスSラップタイム

1着エグザジャレイター
3着ナイキスト
5着ラニ

馬場はSloppyで、映像からはもはや泥。
勝ちタイムも平均と比べて2秒近く遅くて、時計が掛かる状態だった。

それでいて尚、最初の2Fが平均を大きく上回っているのだから、レースとしては
とてつもなく速い入り方をした格好で、前は完全にやり過ぎ。
(それを前から3着に粘り込んだナイキストは強い)

ラニは最後かなり落ち込む展開の中を、ひたひたと浮上しての5着。

レースとしては前半速いが、位置取り的に完全に受け流しており、尚且つ時計の
掛かる馬場で道中の(絶対的な)スピードが楽になったことで、一応間に合った
…というイメージ。

展開としては3冠の中で最も前傾度が高く、(ラップの内容的に)崩れた前とは
別のレースをしたという見方もできるため、評価は微妙なところ。

ただしそれでも(ゴール後1〜2コーナー中間辺りで先頭に立っているように)
最後の惰性がかなり効いていた印象は強く、純粋な持久力の高さが垣間見えた
レースではあった。
その点、距離延長で前進する可能性は確かに窺えたのかも知れない。


ベルモントS・ラップタイム
24.09-24.39-24.80-24.68-25.10-25.45 2.28.51
12.05-12.20-12.40-12.34-12.55-12.73(/F)

ベルモントSラップタイム

1着クリエイター
3着ラニ
11着エグザジャレイター

スタートはやや落ち着いた入り方をしたが、なかなかスピードが落ちない格好に
なり、その後道中で一旦落ち着きつつ、加速して→上がりは止まり過ぎない形。
全体として(このレースとしては)フラットに近い展開だった。

ラニは後方から(結果的に速めの)前半を受け流しつつ、向こう正面の一旦落ち
着いた場面で押し上げる競馬をして、直線外をジワジワ浮上する(実際は粘る)
形での3着。

(3冠馬誕生の昨年は別格としても)このレースの中でも時計は速いのだが、
展開としては、道中で一旦落ち着くタイミングがあって、そこを締め付けられ
なかったことでスピードにも殺されず、(純粋な)持久力を活かせたイメージ。

このレースでも直線は(脚を使ったというよりも)惰性でなだれ込んだ格好では
あるので、向こう正面で動いたことが正解だったのかどうかは微妙だが、レース
レベル自体低くない中で、底辺の高さは十分に示したと言えそう。


雑感
とにかく行ってみなければ分からない部分は多い。
その点、今回の参戦の意義は本当に大きかったと思える。

ナイキストがベルモントSを回避したのは残念だが、ラニが大きく条件の異なる
3戦の中で着順を上げていった中で、クリエイターやエグザジャレイターも惨敗
⇔勝利という正反対の結果を手にしている。

もちろん一定の実力があってこそだが、適性の違いによる影響ももの凄く大きい
ことは間違いないし、今回のラニを物差しにして考えれば、可能性が高いタイプ
というのも、ある程度は絞り込めそうな雰囲気ではある。

現状行く手段(経路)が限られている…という問題もあるが、全く手が届かない
ものという認識ではとりあえずなくなった。(それが大収穫)

さて、エイシンヒカリはどうか?




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2016年06月12日

マーメイドS展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.3-10.9-12.4-11.9-12.0-12.0-11.9-11.8-11.5-12.1
2014 12.2-11.1-12.6-12.3-12.1-12.2-12.1-11.5-11.3-12.0
2013 12.4-11.5-12.7-12.4-11.6-12.0-11.8-11.4-11.7-11.9
2012 12.4-10.8-12.3-12.2-12.0-12.0-11.7-12.0-12.1-12.4
2011 12.3-10.9-12.8-12.8-12.4-12.2-12.0-11.7-11.4-11.9
2010 12.4-10.6-12.3-12.6-12.0-12.1-12.1-11.8-11.5-12.1
2009 12.4-10.7-12.6-12.4-12.2-12.2-12.0-12.0-11.4-12.3
2008 12.7-11.2-12.4-12.5-12.3-12.7-12.4-12.3-12.2-12.8
2007 12.6-10.9-11.6-11.5-11.4-11.8-11.9-12.1-12.5-12.1

過去9年の平均ラップタイム
12.41-10.96-12.41-12.29-12.00-12.13-11.99-11.84-11.73-12.18
1.59.94

マーメイドS平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで入り、道中は
かなり締まった展開になって、そこから勝負所に掛けて徐々に加速は示しつつも
全体としてはフラットに近い形。

ここの特徴は何と言っても道中の速さで、その部分の厳しさに対応できるだけの
持久力を備えていることがまずは重要になる。
さらに、そこから上がりに掛けてもかなり長い脚を使う必要があるために、当然
持続力もしっかりと問われることになる。

脚質的にはどちらが優勢ということは言い切れないが、差し馬の場合、道中で
脚を使う形からでも、最後まで伸び切れるような地の強いタイプでなければ上位
浮上は難しく、切れるタイプの差し馬が道中で脚を削られて直線不発⇒逃げ&
先行馬が残る…という事態は考慮しておく必要がありそう。


好走する条件
・持久力&持続力があること


予想

◎シュンドルボン
道中それなりの水準から→上がりをしっかりとまとめたエリザベス女王杯と、
厳し過ぎる展開で早め先頭の競馬をしつつも→まずまずの粘りを見せた愛知杯の
内容を考えると、持久力では1つ上とも思える存在。
適性的にも、持続型の展開もしっかりとこなしているタイプだし、斤量は背負う
ものの、ここでは普通に浮上してきそうな雰囲気。
トップハンデの1番人気でも、ここは素直に推しておきたい。

○リラヴァティ
前走は、1頭が飛ばした格好ではあるものの、前半〜道中を高い水準で進めて、
最後も一旦交わされた相手を差し返す…という持ち前のラスト1Fの強さを十分に
発揮しての勝利。
昨年ここでは8着だったが、その時は(ペースが厳しかった訳ではないものの)
脚の使い所の問題で差し馬に向いた展開だった。
前走の内容&妹の活躍でもう少し人気すると思ったが…、しないのなら好都合。

▲ハピネスダンサー
小倉大賞典などを考えると、ここでは普通に地力上位という扱いになるのだが、
ここ2(〜3)戦は、立ち回りのマズさから、常に中途半端な着に終わっている
…というのが実情。
その意味では、それなりに大きく回る舞台に替わり、地力の部分でも、ある程度
ハッキリとした差がつきやすいここで前進する可能性はありそうで、とりあえず
しっかりと注目してみたい存在。

注レッドオリヴィア
前走では、一旦交わしたリラヴァティに最後差し返される…という、あまり良く
ない負け方をしたが、自身のパフォーマンスはまずまずのものを示しているし、
前々走でも、厳しい展開の中で(道中〜上がりで)強い競馬が出来ている。
それらの内容から、この距離の経験には乏しいものの、こなせる可能性は十分に
あって良さそうで、当然ここは高めの評価にしておきたい。

△ココロノアイ
前走は、直線は全く主張出来ていないものの、久々の状態ということを考えれば
パフォーマンスとしてはまずまず。
タイプ的に、(前走や桜花賞の負け方から言っても)決め手というよりも純粋な
持久力を活かしたい…という馬なので、この舞台にはまる可能性はあっていい。
叩いた上積みも見込めるここは、とりあえず注目しておきたい。





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posted by 山宗 at 03:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月11日

エプソムC展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.9-11.3-11.4-11.9-11.7-11.6-11.2-11.2-12.2
2014 12.7-11.4-11.8-12.2-12.1-11.8-11.2-11.3-11.7
2013 12.7-10.8-11.6-11.8-12.0-12.1-12.0-11.2-11.5
2012 12.7-11.0-11.6-11.9-12.0-11.9-11.4-11.6-12.6
2011 12.6-11.1-11.7-12.2-12.0-12.4-11.6-11.4-12.3
2010 12.7-10.9-11.5-12.0-11.8-12.0-11.5-11.3-12.4
2009 12.6-10.8-11.4-11.9-12.2-11.9-11.3-11.2-12.2
2008 12.8-10.8-11.6-11.9-11.8-11.7-11.1-11.6-12.6
2007 12.7-11.1-11.7-12.8-12.4-11.8-11.4-11.3-13.1
2006 12.6-11.1-11.4-11.8-12.5-12.7-12.0-11.9-13.2

過去10年の平均ラップタイム
12.70-11.03-11.57-12.04-12.05-11.99-11.47-11.40-12.38
1.46.63

エプソムC平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース〜やや速いくらいの流れ、道中は
年によってバラついてはいるが、基本的には淀みのない展開になることが多く、
ラスト3Fで一気に加速して、終いだけ少し落ちる形。

このレースの特徴は、まずは前半(〜道中)がある程度流れる…という部分で、
(勝ち負けを意識出来る範囲で追走した場合)レースを通して一定水準以上の
スピード領域に居続ける必要がある。

そして、その流れの中でも(このコースだけに)勝負所ではしっかり加速が入る
ため、適性的には切れと持続力をバランス良く備えていることが重要になる。

したがって、単純に上がりのみの馬はもちろん、シブとく粘り通すだけの馬では
ここでは足りなくて、その手のタイプは上手くいっても2、3着までという考え
方をしておきたい。(可能性があるのはおそらく後者だけだが…)


好走する条件
・切れ&持続力があること


予想

◎フルーキー
チャレンジCなどの内容から考えれば、地力は当然上の存在。
昨年はここで4着だったが、自身が示したパフォーマンス自体は十分に高いし、
世界ナンバーワンらしき存在を筆頭に、その時先着を許した相手は今回いない。
(自身はそれ以降も間違いなく前進している)
この舞台でもまだ、持続力の方に寄り過ぎている…という印象に違いはないが、
新潟2000mよりは断然マシだし、斤量は背負うものの、ここは推しておきたい。

○ヒストリカル
ここに対しては、メンバー中で最も多くの裏付けがあり、地力は当然上位。
走法的に、道中で脚を使い過ぎるイメージで、長い距離では馬場が渋るかスロー
というのが条件になるのだが、その意味では、10Fよりも断然9Fというタイプ。
ここ2走は人気を上げつつ着を落としている格好だが、今回はその逆が期待でき
そうで、推すには絶好のタイミングに思える。

▲エキストラエンド
1800m戦は毎日王冠で負けて以来だが、その時はレースの上がりが33.3秒という
展開で、ほぼ度外視できるし、元々はこの距離でトーセンホマレボシに完勝して
勝ち上がった馬。示しているパフォーマンス的にもここにはまっても良さそう。
斤量を背負う立場という厳しさはあるが、近走マイルで積極的な競馬をしている
こともプラスに働きそうだし、とりあえず注目してみたい存在。

注アルバートドック
前走は、内を通った3頭で決着した中で、直線最終的に外へ持ち出す逆境の立場
ながら、フィエロとハナ差の5着。
その相手が安田記念で巻き返したことから考えても、十分評価していいはず。
(レースとしてはイレギュラーながら)小倉大賞典のラップはここに近く、適性
的にも十分こなせて良さそうだし、ここはとりあえず上位に扱っておきたい。

△マイネルミラノ
前走は、仕掛けが少し早い形になって、直線で脚を伸ばすというところまでには
至らなかったが、新潟記念2着時の、前半〜道中を一定以上の水準で進めつつも
→上がりをしっかりとまとめた内容ならば、ここも十分にこなせる計算。
今回は(他にしっかり行きそうな馬はいないものの)頭数が揃ったので、展開が
どうなるのか微妙なところはあるが、可能性としては当然考えておきたい。

△ルージュバック
前走では、展開的にやや逆境の立場ながらも掲示板を確保して、力はしっかりと
示した格好だし、そこからの距離延長というのは当然プラス。
それでもまだここはスピードの方に寄り過ぎかも…という印象があるし、データ
的にピッタリな裏付けが1つもないので、結局あまり強くは推しづらいのだが、
能力であっさりこなす可能性も捨て切れず…という半端な評価。微妙。

△サトノギャラント
脚さえ溜まっていれば、道中〜上がりでかなり高いパフォーマンスを発揮出来る
のだが、前半から引っ張られるとハッキリ良くない…というタイプ。
その意味では、構造上(特にこの馬の位置取りならば)前半が極端に速くはなり
づらい東京1800mならば、力を発揮出来る可能性は十分。
結局展開に左右される分、強くは推せないが、相手候補にはやはり考えたい。

△ロジチャリス
前走では、前半こそゆったりと入った格好だが、道中がしっかり締まった展開に
なって、パフォーマンスとしてはまずまず高いものを示している。
もちろん、ここの上位馬が示している内容とはまだまだ差があるので、勝ち負け
まではさすがに足りないだろうが、好走する可能性は十分あって良さそう。
複勝〜掲示板圏内候補としては一応考えておきたい。

☆ダービーフィズ
長めの距離でも使われているが、馬体や走法などのイメージ的にはこのくらいの
距離の方がピンとはくる。
ただしスピード寄りという訳ではないので、ここでは周って来るだけかも…。
むしろここでそれなりの着ならば、次戦(おそらく)北海道で期待したい感覚。




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posted by 山宗 at 20:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月09日

安田記念回顧

レース総括
■ゆったりとしたペースから→直線で大きく加速する展開
■切れが問われた


安田記念結果
ロゴタイプ1.33.0 33.9 01-01
モーリス1.33.2 34.0 02-02
フィエロ1.33.2 33.5 09-09
サトノアラジン1.33.2 33.6 07-07
イスラボニータ1.33.3 33.9 06-03
ディサイファ1.33.3 33.9 03-03

天候:晴 芝:良
上り4F:46.0 3F:33.9
前半4F:47.0
12.3-11.0-11.7-12.0-12.1-11.3-10.9-11.7

安田記念ラップタイム


レース詳細
ラップタイムを見ると、前半少し落ち着いた入りをして、道中はしっかりと緩む
展開になり、ラスト3F〜2Fで大きく加速して、最後だけ少し落ちる形。

今回の特徴は、当然まずはゆったりとした展開になった…という点だが、それは
単にペースというだけでなく、勝負所での仕掛けも、(G1ではなかなか見られ
ないくらいに)ギリギリまで溜める格好になったことで、文字通りの"直線勝負"
だったと言えそう。

また当日の馬場が、(特別レースから良馬場発表にはなっているものの)昼過ぎ
までは稍重発表だった…ということも、この結果を生んだ、1つの大きな要因に
なっていそう。

実際に、このレベルの馬たちであれば、上がり3Fが33秒を切るような馬がいても
いいくらいのペースだったのにも関わらず、控えた馬でも案外直線で脚を伸ばせ
なかった(効率良く加速出来なかった)…という印象は受けるし、ディサイファ
のようなパワー寄りのタイプが、予想以上(失礼だが)に走ったことも、それと
無関係ではなさそう。

このレースを見て思い出されるのが、単勝1倍台のジェンティルドンナが6着に
敗れて、単勝30倍台のデスペラードが前から押し切った2014年の京都記念。

その時のラスト4Fのラップ(12.2-11.5-11.0-11.7)や、馬場の推移(昼過ぎ重
→レース時は稍重に回復)は今回の状況にとても良く似ていて、そこで人気を
裏切った格好のジェンティルドンナが、直後にドバイSCをあっさり勝ち切った
ことを考えると、適性と、展開のアヤ…という思いが一層強くなる。

したがって、緩いペース、遅い仕掛け、力のいる馬場の3つが、今回の逃走劇に
つながった…というのが、一応の個人的な結論。
⇒モーリスの巻き返しは必至…だと思える。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ロゴタイプ
上では触れなかったが、回復途中の馬場…という部分で、1つ付け加えておき
たいのが、"内から乾く"という特性。
直前の芝2レースでそこまで感じた訳ではないが、一応徐々に内の状態が良く
なっていく状況の中、直線に入って他が一斉に外へ向かったのに対して、この馬
だけが1頭最内にこだわったことは、やはり大きかった可能性がある。
もちろん実際のところは分からないが、(9R&10Rに乗っていないのがまた微妙
だが)田辺Jの好判断というのは1つの勝因になっているはず。
今回は状況的に恵まれた部分があるとは言え、元々力は示している馬なので、
この先も期待できる場面はあるはずだが、マイルでは時計面でハッキリと壁が
感じられるタイプだけに、次はどこにはまるのか?はなかなか難しい問題。
(速過ぎず、遅過ぎない)スピード持続力を活かすには…香港orAW?

モーリス
自分との戦いに終始して、本来本命(最強)馬がするべき「前に圧力を掛ける」
ということが今回は出来なかった。
それによって直線で大きく加速する展開になり、(近走は上がり勝負に対応して
いるとは言え)京都のような下り坂の後押しもなく、馬場も緩い状況では、適性
的に対応し切れなかった…という部分がありそう。
(個人的にもその点での甘さを痛感させられた)
ただ、自分よりも後ろにいた馬はしっかり抑え切ってみせた…というのはやはり
地力の証明だと言えるし、今回の負けを大きく捉える必要はないはず。
その点、(平均でも今回よりも速い入り方をする)宝塚記念への出走が白紙に
なったことは残念な気はする…。
どちらにしても次戦、普通に巻き返しに期待したい。




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posted by 山宗 at 21:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月05日

安田記念展望

モーリスは香港で何をしてきたのか?

今回は、よく知らない外国馬がやって来る訳ではなく、元々知っている馬の凱旋
レースなので、それほど意味を成さないのかも知れないが、一応モーリスが勝利
した香港の2戦の価値を改めて確認しておきたい。

※以下は2F毎のラップ表記(LAP1-LAP2-LAP3-LAP4)

2016年チャンピオンズマイル・ラップタイム
24.85-23.81-23.39-22.03 48.66-45.42

チャンピオンズマイルラップタイム

2015年香港マイル・ラップタイム
24.58-23.22-23.44-22.68 47.80-46.12

香港マイルラップタイム


過去のチャンピオンズマイルの考察から、(→例:2014年の記事
基本的には前半が速く、地力が問われる展開になった場合に安田記念につながる
可能性が高い。(東京の高速化で近年その傾向は薄れてきてはいるが…)

具体的には、LAP1が24秒台というのがまずは目安になっていて、そこからさらに
LAP2が22秒台だと、より信頼しやすくなる…という傾向があった。


それを踏まえてモーリスの2戦を見てみると、LAP1はどちらも24秒台になって
いるので、まずは大前提の条件はクリア。

一方でLAP2はともに平均を下回っていて、特に23.81秒のチャンピオンズマイル
だけを考えると、例年ならば(その内容を引っ提げて参戦してくるような馬は)
無視してしまう可能性すらある…。

ただし香港マイルの方は、元々厳しい展開になりがちなレースのため、平均以下
ではあっても、23.22秒というのはなかなかの水準。

実際それは、ブリッシュラックが安田記念を勝った年のチャンピオンズマイルと
かなり近い流れになっていて、単独で考えたとしても、十分につながる可能性が
あるレベル…ということが言えそう。

2006年チャンピオンズマイル 24.60-23.20-23.40-22.50 47.80-45.90

したがって、最初の質問に対する答えとしては、
チャンピオンズマイルでは「単に上がり勝負を完勝してきた」
香港マイルでは「それなりの爪跡を残してきた」
…ということになる。


もちろんこれは、杓子定規にラップを見て、自ら作った訳でもない"ペース"を
比べれば…というだけの話。

結局のところ、どちらのレースもLAP4がかなり速い形になっているため、能力を
全て出し切っているのかどうかが分からない。

わざわざ海を渡って「まだ底を見せていない」ことを確認してきた…というのが
本当の結論になるのかも知れない。



予想
仕方がないとは思うが…、あからさまに頭数が落ち着いた格好。
このような状況では、敢えて強気に引っ張ろうとする馬もいるかも知れないが、
(無視される可能性は高いし)基本的にはやはりスロー想定で良さそう。

◎モーリス
この手の(明らかに持続型と思える)馬の場合、上がり勝負で取りこぼすことが
あっても良さそうなものだが、前述のように、香港の2戦はともに上がりの速い
展開だったし、日本でもマイルCSの究極的な決め手勝負を休み明け完勝。
無理。逆らえない。
そもそもG1をさらっと4連勝する馬に逆らって得をすることは何もないはず。
当然の大人気だが、素直に推しておきたい。

○リアルスティール
ドバイターフを勝ち切った…というのはもちろん評価すべきだが、それ以上に、
中山記念のパフォーマンスは相当に高く、地力では当然上の存在。
それでもこの馬の場合、取りこぼしの多い経歴になっているように、要は最後の
最後が伸び切れない…という部分があるため、他も止まらないような状況で押し
通せるのかどうか?は微妙。
それを考えると、逆転までは結局難しいのでは…という感覚になる。

▲フィエロ
前走は、(前半こそ速いものの)道中が一旦落ち着いた展開で、開幕週という
こともあり、脚を溜めやすい最内を終始通った3頭の決着。
それを後方から進め、コーナーも大外を回す格好で差し損ねただけで、ここまで
人気を落とす理由が良く分からない。
マイルCSではきっちりとモーリスの2着に入って、決め手勝負も問題ないし、
今回は鞍上もしっかり強化されている。とりあえず巻き返す方向で考えたい。

注クラレント
昨年もここでは3着に入り、単純にこの舞台は合っているし、上がり勝負という
ことで言えば、元々ジャスタウェイとも勝負できていたような馬。
(もう随分と昔の話だが)東京新聞杯で、最後までラップが落ちない展開を勝ち
切ったパフォーマンスなどを考えても、少頭数でスロー想定ということならば、
可能性としてはまだまだ十分に出来ても良さそう。
サトノ&イスラよりも確実に上ということは当然ないが、なくもない…はず。

△サトノアラジン
マイラーという印象を(個人的には)未だに持てないでいるのだが、その意味で
今回流れが落ち着くとすれば、とりあえずこの馬にはプラスに働くはず。
実際にマイルCSで4着に入り、前走でも、上がりが究極的に速い展開を勝ち
切っている訳だし、確実に浮上はして来そう。
ただし勝ち負けということで言うと、最後がやや惰性に近い雰囲気になるタイプ
なので、ラスト100mくらいが正直信用できない…。

△イスラボニータ
大きなフットワークをする馬で、(レベルの高い)マイル戦のスピードだと本来
忙しい印象もあるが、スロー想定ならばその点は問題なくなるし、実際に決め手
勝負になったマイルCSではしっかり3着に好走している。
したがって単純な性能勝負ということであれば、やはり上位には扱っておきたい
存在だが、勝ち負けまで意識した場合、最後伸び切れるかどうか…という点で、
結局(マイラー的な)地の強さが足りない。あくまで複勝〜掲示板圏内候補。




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posted by 山宗 at 03:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月04日

鳴尾記念展望

過去のラップタイムは以下の通り。

2015 12.3-10.9-12.4-11.9-12.0-12.0-11.9-11.8-11.5-12.1
2014 12.4-10.9-12.4-12.9-12.0-11.9-11.6-11.6-11.5-11.9
2013 12.5-11.4-12.5-12.6-11.4-11.9-11.9-11.3-11.4-12.0
2012 12.7-11.3-13.0-12.8-12.5-12.5-11.9-11.2-10.6-11.6

過去4年の平均ラップタイム
12.48-11.13-12.58-12.55-11.98-12.08-11.83-11.48-11.25-11.90
1.59.23

鳴尾記念平均ラップタイム


傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、2012年こそ超スローからの決め手勝負…というレースに
なったが、その後は道中がある程度締まって→上がりに掛けて長い脚を使う形。
この舞台のイメージ通り、後者の方を基準として問題ないはず。

したがってここは、前半ミドルペースくらいから、全体的にある程度フラットな
展開を想定して、適性的には当然、持続力重視という考え方をしておきたい。


好走の条件
・持続力があること


予想
下げるよりも上げたい馬が多く、上位に関しては意外と混戦…。

◎ヤマカツエース
元々持続寄りのタイプで、実際に函館記念、札幌記念、福島記念などでは高い
パフォーマンスを発揮している訳だし、適性的に決して合っていたとは思えない
京都記念でも5着していることも含め、間違いなく地力をつけている。
今回は少し間隔が空いた格好だし、この馬にとって上がりが速過ぎな展開になる
可能性はあるものの、この手の舞台ではやはり普通に好走はしてきそう。
素直に推しておきたい。

○サトノノブレス
元々高い地力を示していて、(コースを1周する形の多い)2000mでは常に安定
したパフォーマンスを発揮出来ている。
タイプ的にも、持続的な脚の使い方が出来る馬なので、適性面でも問題ないし、
とりあえずここは、外目の枠から負けた天皇賞からの巻き返しを、普通に期待
して良さそうな場面。
評価は2番手としたが、可能性としては当然頭まで考えたい。

▲パッションダンス
新潟か阪神(2000m)でしか馬券に絡んだことはなく、来ても2、3着はない。
常に勝ちか負けか。とても激しい戦歴の持ち主。
3年前の鳴尾記念では6着だったが、その時はトウケイヘイローを好位から追い
掛ける形で早仕掛けになり、後続に飲み込まれた格好。悪い内容ではなかった。
先週、唯一勝った1鞍以外は全て人気よりも下の着に終わっているデムーロJの
不調…というのはとても気掛かりだが、"単穴"候補としては可能性は十分。

注ステファノス
(天皇賞2着なのだから当然だが)単純に地力では普通に上位の存在。
タイプ的には元々切れ方向の馬ではあるが、中山記念のようなレースでも十分に
戦えているので、適性面でもそれ程問題にはならないだろうし、ここもこなす
可能性はあって良さそう。
海外帰りの休み明けの状態次第ではあるが、当然注目はしておきたい。

△アズマシャトル
元々持続力という方向の馬で、実際に昨年ここでは3着しているように、適性
的には当然合っているタイプ。
どちらかと言えばパワー寄りの印象ではあったが、昨年のここと小倉記念の内容
からはあまり気にする必要もなさそう。
間隔が空いた状態は気になるので、強くは推さないが、可能性は当然ある。

△マジェスティハーツ
昨年ここでは2着しているように、前半あまり脚を使わないで→道中〜上がり
という脚の使い方になる舞台は得意。
近4走の負けに関しても、ダート、スピード負け、休み明け、積極的に行き過ぎ
…と、一応どれも言い訳はできるし、とりあえずここで巻き返す可能性は考えて
おきたいところ。





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posted by 山宗 at 03:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月03日

安田記念の傾向

安田記念過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2015(モーリス:1.32.0)
12.4-10.8-11.1-11.6-11.4-11.2-11.3-12.2

天候:晴 芝:良
上り4F:46.1 3F:34.7
前半4F:45.9
勝ち馬コーナー通過:03-03
勝ち馬上り3F:34.5


2014(ジャスタウェイ:1.36.8)
12.3-11.1-11.7-12.0-12.0-11.8-12.1-13.8

天候:小雨 芝:不良
上り4F:49.7 3F:37.7
前半4F:47.1
勝ち馬コーナー通過:09-11
勝ち馬上り3F:37.1


2013(ロードカナロア:1.31.5)
12.0-10.7-11.2-11.4-11.7-11.5-11.3-11.7

天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.5
前半4F:45.3
勝ち馬コーナー通過:08-08
勝ち馬上り3F:33.3


2012(ストロングリターン:1.31.3)
12.2-10.7-10.9-11.1-11.4-11.3-11.8-11.9

天候:曇 芝:良
上り4F:46.4 3F:35.0
前半4F:44.9
勝ち馬コーナー通過:13-12
勝ち馬上り3F:33.8


2011(リアルインパクト:1.32.0)
12.3-10.7-10.9-11.5-11.6-11.2-11.6-12.2

天候:曇 芝:良
上り4F:46.6 3F:35.0
前半4F:45.4
勝ち馬コーナー通過:03-03
勝ち馬上り3F:34.5


2010(ショウワモダン:1.31.7)
12.0-10.7-10.9-11.3-11.4-11.3-11.7-12.4

天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:35.4
前半4F:44.9
勝ち馬コーナー通過:10-08
勝ち馬上り3F:34.6


2009(ウオッカ:1.33.5)
12.0-10.6-10.8-11.9-12.1-12.1-11.6-12.4

天候:晴 芝:良
上り4F:48.2 3F:36.1
前半4F:45.3
勝ち馬コーナー通過:07-05
勝ち馬上り3F:35.7


2008(ウオッカ:1.32.7)
12.1-11.1-11.4-11.6-11.7-11.4-11.4-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:34.8
前半4F:46.2
勝ち馬コーナー通過:03-04
勝ち馬上り3F:34.0


2007(ダイワメジャー:1.32.3)
12.3-10.7-11.1-11.8-11.6-11.3-11.5-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:46.4 3F:34.8
前半4F:45.9
勝ち馬コーナー通過:04-04
勝ち馬上り3F:34.4


2006(ブリッシュラック:1.32.6)
12.4-11.0-11.4-11.6-11.7-11.5-11.4-11.6

天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.5
前半4F:46.4
勝ち馬コーナー通過:10-09
勝ち馬上り3F:33.8


過去10年の平均ラップタイム
12.20-10.81-11.14-11.58-11.66-11.46-11.57-12.22
1.32.64

安田記念平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
過去のラップタイムを見ると、前半がかなり速くなって、道中は(緩むという
訳ではないが)形としては一旦落ち着き、勝負所で一段加速した後、ラストは
右肩下がりの展開になる。

このレースで最も特徴的なのは、何と言っても前半の速さであり、半マイルが
45秒台というのは最早普通、44秒台にも既に突入している。
前がこれだけ速くなれば、前半でしっかり溜めて〜とかは無理なので、かなりの
持久力&スピード耐性が当然問われることになる。

また(このブログでも何度も書いているが)改修後の東京のレースでは仕掛けが
ラスト3F目からと(改修前と比べて)かなり早くなる傾向があるために、末脚の
持続力を持っていることもやはり重要。

したがってここでは、切れ味で多少劣っていたとしても、底辺が高く、最後まで
止まらないタイプの馬が、最終的には上位に浮上する可能性が高くて、とにかく
まずは地力を重視しておきたいところ。

そしてその点をクリアしていることを前提とした上で、勝負所で優位に立てる
ような"切れ"を備えている馬が最後は勝つ…というイメージ。
選択の過程で、その順序だけは間違えないようにしたいところ。


好走の条件
・高い持久力&スピード耐性が必要(大前提)
・末脚の持続力があること

勝ち馬の条件
・(上記条件に加えて)切れがあること




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posted by 山宗 at 22:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本ダービー回顧

レース総括
■前半〜道中ある程度高い水準から、上がりは2段階スパートの展開
■高いレベルでの総合力が問われた


ダービー結果
マカヒキ2.24.0 33.3 07-08-08-08
サトノダイヤモンド2.24.0 33.4 07-07-06-07
ディーマジェスティ2.24.1 33.3 09-10-08-10
エアスピネル2.24.4 34.0 05-05-05-05
リオンディーズ2.24.5 33.2 15-16-16-17
スマートオーディン2.24.5 33.6 12-11-12-12

天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.2
前半1000m:60.0
12.6-11.1-11.9-12.1-12.3-12.9-13.1-11.8-12.0-11.6-11.0-11.6

日本ダービーラップタイム


レース詳細
ラップタイムを見ると、スタート直後は平均強くらいだが、2コーナー辺りまで
なかなかスピードが落ちず、結果的に前半は速め。
その後向こう正面は一旦しっかりと緩む展開で、3コーナーから一気にペース
アップしつつ→直線でも更にもう1段加速する2段階スパートの形。

今回の場合、展開的に大きな緩急がついた中で、馬群も一旦かなり長い隊列に
なった訳だが、道中の緩んだ区間で後続は差を詰める形になっているので、全体
としては、それなりに高い水準で進んだことは間違いない。
当然まずは持久力がしっかりと問われたはず。

またレース後半では、3コーナーで一気に加速しつつ→4コーナーで少し溜める
…という、(自信があったのか、一か八かだったのかはともかくとして)逃げた
マイネルハニーが後続の脚を消すような演出をしていて、結果、後続はラスト4F
辺りからジワジワと追い上げる格好になった。

つまり早い段階からなし崩し的に脚を使いつつ→直線では更なるギアチェンジが
求められた(これは上位のみ)訳で、適性としては、切れと持続力をバランス
良く備えていなければ厳しく、その意味でもハイレベルな総合力勝負だったと
言って良さそう。

そして、このような展開(仕掛け)では、当然コーナー部分が通常よりも速く
流れるため、外を回すことによる負荷は相当に大きくなる。
その点、コーナーで追い上げのために斜めに力を使わず、直線で真っ直ぐに力を
使うため、位置取り&コース取りがより重要になったはずで、人馬ともに最高の
パフォーマンスが求められる、素晴らしいダービーだったと思える。

この先に向けても、今回の上位馬が示した高いレベルでの"切れ"は、大舞台での
勝負が決する場面で必ず活きてくるはずで、今後(路線を問わず)様々なG1に
つながっていきそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

マカヒキ
中団のインから進め、(進路を見出すまでに時間が掛かったというのもあるが)
勝負所〜直線は中でじっくり溜めつつ→間を割って一気に伸びての勝利。
一瞬で決め切る脚はやはり凄い。
前述したように、今回はコーナーで外を回す負荷が大きくて、これまで通りの
競馬をしていた場合に伸び切れない可能性はあった訳なので、その点、終始経済
コースを進み、スタートから意識的に出して行った…という、川田Jの好騎乗に
よる部分も大きかったはず。
今回の内容を考えると、フォルスストレートでペースが整えられつつ→直線で
一気に加速する形の、通常の凱旋門賞にピッタリはまりそう…なのだが、今年は
イレギュラーなシャンティイ開催。その点がどうなのか。
どちらにしても今後も当然楽しみな存在。

サトノダイヤモンド
落鉄という不運ももちろん大きかっただろうし、ポジション的にも上位3頭の
中では最も前に位置していて、勝負所では真っ先に追い掛けた格好。
その逆境の立場ながら、最後は一旦交わされた相手を差し返しそうなところまで
行ったのだから、地力&持続力(&惰性力)はしっかり認めておきたいところ。
今回のレース振りに象徴されるように、この馬には良くも悪くも一本調子的な
部分があって、その点で、(ゆったりとした走法も含めて)菊花賞にはかなり
向いていそうな雰囲気。
(個人的な)当初の予定通り、ここで力を示しつつの2着(相手が全く違うが)
した今、その期待は膨らむ一方ではある。
ただただ秋まで順調にいって欲しい。

ディーマジェスティ
中団から進め、直線ビュッとはこないものの、確実に脚を伸ばす格好での3着。
当然その地力は認められるし、今後の活躍も間違いないと思うが、今回の内容が
強い"中距離馬"というイメージを覆した訳ではない。
その点、菊花賞に向かうというのが、(このレベルの馬で距離だけを理由に全く
ダメとは言えるはずもないものの)どうだろう…という気にはなる。
むしろイスパーン賞でのエイシンヒカリの圧勝から考えると、筋肉をまとった
タイプ的に、直線で尋常ではない坂を上るシャンティイ凱旋門賞にはまりそうな
雰囲気さえあるだけに、やや残念ではある。

エアスピネル
前3頭からは少し離れているものの、ある程度高いポジションから進めつつ、
勝負所でも、他よりもタイミング1つ早く追い掛けた格好。
(逃げ馬の罠に嵌ったとも言えるが…)
そこから直線では、ラスト300m辺りで先頭に立ち、最後はしっかり交わされた
ものの、粘り込んでの4着。
内容から考えると相当に強い競馬だった。
このパフォーマンスならば、すぐにでも巻き返しが期待できそうだが、ここでは
周りと比べて細かい脚使いには見えたので、この先の方向性としてはやはり、
距離短縮で大いに活躍しそうな雰囲気。当然注目していきたい。




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posted by 山宗 at 19:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする