2016年04月30日

青葉賞展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.7-11.1-12.4-12.8-12.9-13.3-13.1-12.3-12.0-11.5-11.2-11.6
2014 12.5-10.9-12.4-12.6-13.0-12.6-13.1-12.5-12.1-11.8-11.1-11.9
2013 12.5-11.6-12.5-12.7-12.6-12.9-12.5-12.3-11.9-11.4-11.6-11.7
2012 12.3-10.8-12.0-12.9-12.9-12.8-12.5-12.5-12.1-11.6-11.2-12.1
2011 13.0-11.6-12.8-13.3-13.0-13.0-12.8-12.7-12.2-11.4-11.2-11.8
2010 12.5-10.8-11.8-12.7-12.2-12.6-13.2-12.2-11.8-11.5-11.3-11.7
2009 12.4-11.3-11.8-12.8-12.7-12.6-12.9-12.4-12.3-11.6-11.4-12.0
2008 12.5-11.3-12.4-12.7-12.9-12.9-12.6-12.5-12.3-11.6-11.2-12.0
2007 12.6-10.6-11.7-12.6-12.5-12.4-13.0-13.0-12.4-11.5-11.9-12.1
2006 12.6-11.1-12.0-12.4-12.3-12.1-12.5-13.0-12.0-11.5-11.6-12.2

過去10年の平均ラップタイム
12.56-11.11-12.18-12.75-12.70-12.72-12.82-12.54-12.11-11.54-11.37-11.91
2.26.31

青葉賞平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、スタート直後はミドルペース〜やや速いくらいの流れ、
道中はゆったりとした展開で、3コーナー過ぎから徐々にペースアップしつつ
→ラスト3Fで一気に加速する形の上がり勝負。

ここでは道中がしっかり緩む格好にはなるのだが、前半がある程度引っ張られる
形になっていることから、そこで脚を使うorそこでついた差を詰める…という
部分で完全に楽が出来る訳ではなく、一定の持久力はやはり問われる。

また道中がゆったりする分、緩急のギャップは大きく、勝負所での一気の加速に
対応するための切れが必要で、さらにそこから長い直線でトップスピードを維持
するために、末脚の持続力を備えていることも重要だと言える。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚(トップスピード)の持続力があること
・一定以上の持久力は欲しい


予想
頭数は落ち着いたが、地力の裏付けがしっかり取れている馬が多くて、レベルは
かなり高そうに思える。全然切れない…。

◎レーヴァテイン
純粋な持久力&決め手という方向のこの舞台に対して、この一族の適性がはまる
ことは最早言うまでもない。
この馬の場合も、馬格はあまりないが、フットワーク良く少し浮いてるようにも
見える走りをしていて、持久力は十分に感じられるし、前走でも、横から押され
続けることがなければ、突き抜けても不思議でないくらいの脚を使えていた。
正直なところ、(データ的な)裏付けはしっかり取れている訳ではないのだが、
この兄弟の初めてのディープ産駒という点も含め、俄然注目してみたくなった。

○マイネルハニー
前走&前々走のパフォーマンスはかなり高く、単純にここでは地力で上くらいの
扱いをしてもいいはず。
馬体のイメージとしては2000mくらいまでがベストの雰囲気ではあるが、走法を
見えば、脚がしっかりと伸びてゆったりとしている部分もあるので、こなせない
…ということはなさそう。
あとは決め手という点で、(それがどれなのかは分からないが)ここを勝てる
ような馬ならば、おそらくこの馬は交わせるはず…という意味での2番手評価。

▲プロディガルサン
前々走の道中〜上がりで示したパフォーマンスはしっかりと高く、地力は十分な
ものを示しているし、前走も直線で不利があったし、究極的な決め手勝負の中で
相手の回転の速い脚に負けた…というだけ。
タイプ的には、兄よりもパーツが長く、走りもゆったりしている印象で、単純に
距離延長はプラスに働きそうだし、あっさりという可能性も確かにある。
それでも久々のレースでのこの大人気。
かなり悩むところではあるが、結局のところあまり強気には推しづらい…。

注ヴァンキッシュラン
前走では、道中を(古馬のOPクラスに迫るくらいの)かなり高い水準で進め
つつ、上がりもしっかりとまとめられていて、単純なパフォーマンス比較では、
ここでは一つ抜けている扱いにしてもいいくらい。
ただこの馬は、大きな馬体の割りに、ある程度回転の速い走り方をするため、
個人的なイメージとしては東京2400mというよりも、むしろパワー、小回り、
もしくは道悪という方向に思えて、つまりは(予想以上に強い馬だったとして)
将来的にはグランプリに向くタイプ…という雰囲気。微妙かも。

△ロスカボス
前走は、前半がかなり速く、この馬の位置取りでもしっかり引っ張れた格好で、
その中で勝負所ではなかなかの切れを発揮した内容。
その時は、内回りで斜めに力を使ったことで→直線は惰性でなだれ込んだだけに
終わったが、元々ゆったりとしたタイプで、コーナリングが微妙な雰囲気もある
だけに、距離延長&直線の長いコースに替わっての前進は見込めそう。
他も強いので結局これ以上の評価にはできないが、可能性としては考えたい。

△メートルダール
前走は、かなり水準の高いレースで、そこでの3着は十分な地力の証明。
そのパフォーマンスを考えると、ここでも普通に上位には浮上するはずだが、
イメージとしては、もう少しパワーや地の強さが問われた方が良さそうなタイプ
ではあるため、基本的にまずは性能(切れ)が問われるこの舞台にピッタリとは
さすがにいかない。
したがってここは勝ち馬候補というよりも、あくまで相手の1頭という扱い。

△レッドエルディスト
馬体が相当しっかりしていてブレないイメージで、地力は十分に感じられるし、
前走&前々走ともに最後をしっかり伸び切っている内容なので、どのような形に
なっても、とりあえず浮上はしてきそう。
ただしタイプ的に、少し持続力の方に寄っている雰囲気もあるので、体力勝負に
なるか、もしくは少しでも積極的な競馬をしなければ、ここで勝ち負けを争う
ところまでは難しいのかも知れない…。

☆ノーブルマーズ
この馬に先着して重賞を制した馬は多くて、この世代の"格の番人"的な存在。
当然一定の地力を備えていることは間違いない。
ただ、前走も同じ距離を勝ってはいるが、その時は前半で全く脚を使っていない
内容だし、イメージとしてはやはりこの舞台向きとは言えない。
その時と比べて今回の場合、もしかしたら前3Fだけで2秒くらい速い入り方を
しなければならない可能性もあるし、基本的には静観したい感覚。





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posted by 山宗 at 03:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月29日

天皇賞春の傾向

天皇賞(春)過去10年のラップタイム
過去のラップタイムを見てこのレースの傾向を探ってみたい。

2015(ゴールドシップ:3.14.7)
12.7-11.4-12.0-12.5-12.8-12.2-12.1-12.8-12.4-12.3-12.5-12.0-11.7-11.8-11.5-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:35.3
4F毎ラップ:48.6-49.9-49.2-47.0
勝ち馬コーナー通過:14-14-03-04
勝ち馬上り3F:35.0


2014(フェノーメノ:3.15.1)
12.8-12.0-12.1-12.4-12.4-12.1-11.3-12.5-12.9-12.9-12.9-12.3-11.7-12.0-11.1-11.7

天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:34.8
4F毎ラップ:49.3-48.3-51.0-46.5
勝ち馬コーナー通過:08-08-07-05
勝ち馬上り3F:34.3


2013(フェノーメノ:3.14.2)
13.0-11.9-11.6-11.4-11.5-11.6-11.7-12.5-12.1-12.4-12.5-12.8-12.9-11.9-11.8-12.6

天候:晴 芝:良
上り4F:49.2 3F:36.3
4F毎ラップ:47.9-47.3-49.8-49.2
勝ち馬コーナー通過:07-07-03-02
勝ち馬上り3F:36.2


2012(ビートブラック:3.13.8)
13.0-11.6-11.3-11.7-12.4-11.9-11.9-12.7-12.7-12.7-12.1-11.9-11.4-11.7-12.3-12.5

天候:晴 芝:良
上り4F:47.9 3F:36.5
4F毎ラップ:47.6-48.9-49.4-47.9
勝ち馬コーナー通過:02-02-01-01
勝ち馬上り3F:36.5


2011(ヒルノダムール:3.20.6)
13.2-11.7-12.9-13.0-13.4-12.5-12.9-12.6-13.9-12.6-12.0-12.2-11.7-11.4-12.1-12.5

天候:曇 芝:稍重
上り4F:47.7 3F:36.0
4F毎ラップ:50.8-51.4-50.7-47.7
勝ち馬コーナー通過:09-08-07-06
勝ち馬上り3F:35.3


2010(ジャガーメイル:3.15.7)
13.3-11.9-12.0-11.5-12.0-11.6-12.2-13.8-13.5-12.8-12.6-12.5-11.8-11.3-11.4-11.5

天候:晴 芝:良
上り4F:46.0 3F:34.2
4F毎ラップ:48.7-49.6-51.4-46.0
勝ち馬コーナー通過:09-08-07-05
勝ち馬上り3F:33.7


2009(マイネルキッツ:3.14.4)
13.3-11.7-11.4-12.2-11.6-11.9-11.9-13.0-13.0-12.7-12.7-12.2-11.7-11.8-11.3-12.0

天候:曇 芝:良
上り4F:46.8 3F:35.1
4F毎ラップ:48.6-48.4-50.6-46.8
勝ち馬コーナー通過:10-10-04-04
勝ち馬上り3F:34.9


2008(アドマイヤジュピタ:3.15.1)
13.3-12.1-11.4-12.2-12.1-12.2-11.8-12.8-12.6-12.5-12.7-12.3-11.8-11.3-11.5-12.5

天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.3
4F毎ラップ:49.0-48.9-50.1-47.1
勝ち馬コーナー通過:11-11-10-05
勝ち馬上り3F:34.7


2007(メイショウサムソン:3.14.1)
13.2-11.9-11.8-11.6-11.8-11.6-11.8-13.0-12.9-12.4-13.0-12.5-11.8-11.2-11.3-12.3

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.8
4F毎ラップ:48.5-48.2-50.8-46.6
勝ち馬コーナー通過:08-09-06-02
勝ち馬上り3F:34.7


2006(ディープインパクト:3.13.4)
13.0-11.7-11.5-11.9-12.2-12.2-12.0-13.2-12.6-12.7-12.9-12.7-11.3-11.0-11.2-11.3

天候:晴 芝:良
上り4F:44.8 3F:33.5
4F毎ラップ:48.1-49.6-50.9-44.8
勝ち馬コーナー通過:14-14-04-01
勝ち馬上り3F:33.5


過去10年の平均ラップタイム
13.08-11.79-11.80-12.04-12.22-11.98-11.96-12.89-12.86-12.60-12.59-12.34-11.78-11.54-11.55-12.09
3.15.11 (48.71-49.05-50.39-46.96)

天皇賞春平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
過去のラップタイムを見ると、スタート直後はさすがにゆったりした流れだが、
そこから1周目のスタンド前までは淀みのない形で進む。
その後1コーナーで減速して向こう正面まではゆったりとしたペースになり、
上り坂辺りから徐々に→下り坂で一気に加速して、ラスト4Fが速くなる。

展開としては上記した通りだが、結局のところは、「この距離としては道中の
水準が高い」という点がこのレースの1番の特徴(=格)。
したがって、何と言ってもまずは持久力(有酸素運動能力、心肺機能)の高さが
重要になり、とりあえずはそれが土俵に上がる(勝負所まで余力を残す)ための
大前提条件となる。

そして、勝負所の3コーナーの下り坂からは速いスピードを維持し続けるような
形になり、好走するためには相当な持続力(筋持久力)が必要になる。
(つまり上がりでは中距離的な資質が問われる)

したがって単なる中距離ランナーでは、道中で持久力の足りない分を補うために
無駄な脚を使ってしまって→勝負所まで十分な余力を残せない可能性があるし、
逆に完全なステイヤーでは、道中は問題なく追走して勝負所まで十分な余力を
残せても→その後の速い上がりに対応できない可能性があり、結局は上記した
2つの資質(持久力&持続力)を持ち合わせた馬でなければ勝ち負けは難しい。

最後に、近年の天皇賞はレース全体としてのスピード化が顕著で、つまり以前の
ようなバテない者勝ちの粘り勝負…とは一線を画しているために、単純な性能の
高さや自在性が特に重要になっていて、他力本願的に浮上するようなタイプには
ほとんどノーチャンス…と考えておきたい。


好走の条件
・相当な持久力が必要(大前提)
・末脚の持続力を備えていること





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posted by 山宗 at 14:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月27日

フローラS回顧

レース総括
■前半〜道中の水準が相当高く、尚且つ勝負所で加速→最後は落ち込む展開
■高い持久力&スピード耐性(&切れ)が問われた


フローラS結果
チェッキーノ1.59.7 34.6 08-08-08
パールコード2.00.2 35.3 05-07-07
アウェイク2.00.3 35.3 08-08-08
フロンテアクイーン2.00.3 36.0 05-05-04
ビッシュ2.00.5 34.6 18-17-17

天候:曇 芝:良
上り4F:48.0 3F:36.1
前半1000m:59.7
12.8-11.6-11.6-11.7-12.0-12.0-11.9-11.4-12.4-12.3

フローラSラップタイム


レース詳細
ラップタイムを見ると、スタートからまずまずのペースで入りつつ、その後も
全くスピードが落ちずに、道中も極端に締まった展開になり、そこからラスト
3Fでしっかり加速して→最後は落ち込む形。

今回の特徴は、言うまでもなく(間違いなく過去最速の)道中水準の高さ。
当然このペースでの追走なので、ポジションに関わらず、まずは高い持久力と
持続力(スピード耐性)が問われたはず。

またこの展開であっても、勝負所ではある程度の加速を示していて、高い水準で
進めつつ→直線でしっかりした脚(切れ)を使う必要があった…という、かなり
ハイレベルな一戦だったと言えそう。

脚質的には、さすがに今回ははっきりと差し有利で、特に3コーナー辺りから
二手に分かれた馬群の、そのどちらに属していたかが明暗を分けたイメージ。
(そこで全く溜められなかった好位集団の馬にはかなり厳しかったはず)

この先に向けては、この展開なので上位の地力は素直に信頼していいだろうが、
適性的に少しスピードに偏っている部分での考慮(上げ下げ)は必要だろうし、
(特に好位から)負けた馬の巻き返し…という点にも注目はしていきたい。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

チェッキーノ
上位の中では位置取り的に多少恵まれた部分もあるが、大外枠発走から前半で
ある程度しっかりと押し上げた格好で、速い流れを受け流した訳ではないし、
直線でも(周りとはひと味違う)力強い脚を繰り出しての完勝なので、地力は
素直に認められる。
タイプ的には、切れと持続力のバランス…という雰囲気で、イメージとしては
中距離に特化しているようにも見える馬なので、距離が2F伸びて得をするとは
あまり思わないのだが、それでも今回示したパフォーマンスから言えば、やはり
可能性としては考えておく必要はありそう。

パールコード
前半は中団前目のある程度引っ張られるポジションから進め、3〜4コーナーで
少し溜めつつ→直線でしっかりと浮上した格好で、最後は少し脚が上がりつつも
惰性を効かして粘り込んだ…という内容。
この馬の場合、かなりゆったりとした走りをするタイプなだけに、今回の展開は
多少忙しかった可能性もあるし、それを考えると勝ち馬には離されはしたものの
十分評価はしても良さそうな雰囲気。
元々距離延長して前進がありそうなイメージではあるし、過去にここでこの手の
パフォーマンスを示して→オークスで好走した馬とも重なる部分がある。
面白そうな存在。

フロンテアクイーン
フラットな展開が適性的に合っていた…という部分も一応あるが、それでも前半
〜勝負所までの厳しい流れにある程度しっかりつき合って、最後も十分な粘りを
見せているのだから、その地力の高さは間違いない。
これまでにもう少し溜め→切れを発揮した内容を示していれば、オークスでも
本当に面白い存在になったと思うが、それでも単純に地の強さが問われるレース
ではあるので、粘り込む可能性はやはりあるのかも知れない。
確信まではないが、注目はしておきたい。

クィーンズベスト
乗り方としては、マイペースで気ままに行かせていたような格好にも見えるの
だが、その絶対的な水準はとてつもなく高く、三浦Jが距離を1F間違えていた
のでは…というくらいの内容。止まって当然。
それでも、この流れの中でも勝負所ではしっかりとした切れを示しつつ→ラスト
1Fまでは先頭をキープして、最後も崩れ切ってはいない訳なので、むしろ十分な
強さを示したと言っても良さそう。
次戦どこに向かうのかは分からないが、すぐにでも巻き返す可能性は高い。
当然注目しておきたい。




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posted by 山宗 at 19:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月24日

マイラーズC展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.3-11.0-12.0-12.4-11.7-11.1-10.8-11.3
2014 12.5-11.0-11.4-11.7-11.2-11.4-10.9-11.3
2013 12.3-10.8-11.0-11.7-11.5-12.1-11.5-11.7
2012 12.1-10.8-11.4-11.9-11.3-11.2-11.8-12.7

過去4年の平均ラップタイム
12.30-10.90-11.45-11.93-11.43-11.45-11.25-11.75
1.32.45

マイラーズC平均ラップタイム


傾向(過去記事の一部修正)
京都に舞台を移してからまだ4回の開催で、ラップのバラつきはかなり大きく
なっているのだが、前掛かりな展開になった初めの2回に関しては、シルポート
中心に流れが作られた格好なので、本来はもう少しだけ落ち着いた展開が基本
…という見方はしたい。

したがって、コースの特徴も合わせて考えれば、レースを通してフラットな展開
から→持続力が問われる形…という想定で、その流れの中から(速い馬場で実質
そこまで負荷が掛からないイメージで)ある程度末を伸ばせるタイプを中心に
考えたいところ。


好走の条件
・スピード持続力(&決め手)があること


予想

◎アルバートドック
前走は、後方から進めて→ただひたすらに後方まま…という、能力からすると
良く分からない負け方だったが、もう少しパーツが長ければ…というタイプでは
あるため、深く見えた芝における上がり勝負では、(相対的な)完歩の小ささが
大きなマイナスになったイメージ。とりあえず度外視。
元々京都外回りでは、白百合S&京都新聞杯で決め手&持続力を示していて、
適性は合っているし、何よりもディープ産駒が京都マイルに替わって前進する
可能性は十分に考えられる。この人気なら狙ってみたい。

○フィエロ
実力は当然上の存在で、持続力という部分でもここへの適性は高い。
したがって今回こそ普通に勝ち切る可能性ももちろんあるが、これだけの能力が
ありながら未だに重賞未勝利…という事実。
結局それは、決め切る脚(あと1つの切れ)がないということ。
海外帰りの休み明けで乗り替わりもある中では、結局絶対的な信頼はしづらい。
勝ち切るというよりも、むしろ軸としての扱いに止めたい感覚。

▲エキストラエンド
道中〜上がりに掛けての持続力が売り…というタイプで、この舞台は言うまでも
なく得意。(33.4秒の脚を使っても届かない金杯は度外視していいはず)
近走でも展開次第という部分がありながらも、重賞でしっかり戦えていて、衰え
なども特に考える必要はないだろうし、それでいて常に妙味が大きい。
それならば、とりあえず推しておきたくもなる。

注レッドアリオン
昨年ここで究極的な決め手勝負を勝ち切って、関屋記念で高いパフォーマンスを
示してからは調子を落としていたが、前走は、向こう正面〜勝負所でジワジワと
脚を使いつつも直線も良く粘った格好で、復調気配を感じさせる内容だった。
ここ2走で1800mの厳しい競馬を経験した後の距離短縮で、前進を示す可能性は
あって良さそう。

△ダノンリバティ
前走での、道中〜上がりで示したパフォーマンスは高く、とりあえずその内容を
考えるとここでも普通に上位。
それでもこの馬は、少しゆったりしたイメージではあるので、スピードに偏った
マイル戦で更なる前進…という雰囲気には正直ならない。
浮上の可能性は当然あるが、感覚的にあまり強くは推しづらい。

△サンライズメジャー
地力は間違いなく高いものを持っている馬だが、印象としては、マイルだと最後
あと1つ伸び切れない…というタイプ。
昨年はここで2着しているが、その時は完全にスローな展開から→後半だけ脚を
使ったようなレース。
さすがにもう少しフラットな展開になりそうなここは、掲示板前後が妥当では。

△アルマワイオリ
前走でも、道中〜上がりでは高いパフォーマンスを示しているし、結果は全く
ともなっていないものの、常に安定して良い脚を繰り出している。
もちろんここも、基本的に周りが止まる訳ではないため、展開次第では…という
くらいだが、この手のタイプはいつかどこかでやって来るはず。
今回も一応その可能性はゼロではない…ということで。(厳しい流れなら)





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posted by 山宗 at 03:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月23日

フローラS展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 13.1-12.0-12.2-12.5-12.8-12.6-12.2-11.5-11.2-11.7
2014 12.9-11.8-11.7-12.0-12.3-12.0-11.8-11.5-11.5-12.5
2013 12.8-12.0-12.4-12.5-13.4-13.3-13.3-11.6-11.2-11.4
2012 12.9-11.8-12.0-12.5-12.9-13.1-12.7-11.4-11.2-11.5
2011 12.5-11.3-11.9-12.0-12.7-12.7-12.4-12.0-12.8-13.0
2010 13.0-11.6-11.9-11.6-12.5-12.5-12.3-11.6-11.4-11.8
2009 12.6-11.6-11.8-12.1-12.5-12.6-12.7-12.1-11.7-12.5
2008 12.7-11.7-11.7-12.3-12.7-12.2-12.1-11.3-11.3-12.5
2007 12.7-11.8-11.9-12.0-12.5-12.2-12.2-11.4-11.6-12.5
2006 13.0-12.0-12.1-12.2-12.2-12.5-12.2-11.8-11.5-12.2

過去10年の平均ラップタイム
12.82-11.76-11.96-12.17-12.65-12.57-12.39-11.62-11.54-12.16
2.01.64

フローラS平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中はさすがに
落ち着く展開になり、ラスト3Fで一気に加速して、最後だけ少し落ちる形。

ここでは、前半の入り方自体はゆったりしたものになっているのだが、4F目まで
なかなかスピードが落ちない形になっていて、実質的にはその部分である程度
引っ張られる格好から、一定の持久力はやはり問われる。

それを前提として、勝負所での一気の加速に対応するための切れと、そこから
長い直線を最後まで伸び切るための(末脚の)持続力が問われるイメージ。

脚質的には、抜群の決め手を備えた馬がまとめて差し切るという可能性も十分
あり得るが、開幕馬場と息を抜ける展開を考えたら、やはり好位から進めて
最後まで持続できるようなタイプの方が信頼度は高そう。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚(トップスピード)の持続力があること
・一定の持久力は必要


予想

◎クィーンズベスト
まずは元エリカ賞である阪神500万下で、サトノダイヤモンド⇔ナムラシングン
&マイネルハニーの間を割った事実。それだけで今の人気は絶対に違う。
前走でも、速い前半にしっかり付き合いつつ、溜め→切れを発揮する形で4着に
粘り込んでいて、リズムとしてもここには普通に合いそう。
(レースを通しての)持続力という点では、2走前にゲッカコウに負けている
ように、分が悪い一面もあるかも知れないが、そもそもここは東京なので。

○パールコード
(こなしている道中の水準という部分で)地力の裏付けはしっかりと取れている
訳ではないのだが、前走の後半長い脚が問われる展開の中で悠々とポジションを
上げていく姿からは、十分な持久力が感じられる。
2走前に負けた相手にしても普通に牡馬の上位クラスだし、ここは単純に中身で
上というイメージ。
扱いは2番手だが、可能性としては当然頭まで考えたい。

▲フロンテアクイーン
道中の水準が相当に高かった未勝利戦と、メジャーエンブレムに締め付けられた
前走の内容から、高い地力を備えていることは間違いないし、ここでは単純に
能力で上という扱いになる。
タイプ的には、持続力の方向に特化し過ぎな感はあって、勝ち切れるかどうかは
微妙なところだが、とりあえず普通に浮上はしてきそう。

注エマノン
前走は、高松宮記念当日の極端に速い馬場ではあったものの、それを考慮しても
かなり高い水準で道中を進めつつ→上がりも長い脚が問われる展開を積極的に
攻める内容で差し切った格好。
そこで示した持久力&持続力を考えると、ここでも普通に上位に扱って良さそう
だし、感覚的にもこの人気ならば俄然注目はしたくなる。

△ゲッカコウ
前走は、直線に入った所でしっかりと加速する展開&インコースの狭い所に閉じ
込められていた形になって、自身の持ち味を活かせなかった部分はありそうで、
実際に長い脚を使って押し切った前々走からはパフォーマンスを落としている。
この舞台では再度切れ負けという事態も考えられなくもないが、少なくとも力を
出し切れずに終わる…ということはないはずだし、やはり上位扱いにはしたい。





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2016年04月22日

福島牝馬S展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.3-10.8-11.5-12.2-12.0-11.8-11.7-11.7-12.0
2014 12.7-10.8-12.0-12.5-12.0-11.8-11.7-11.3-12.2
2013 12.7-10.7-10.7-11.7-12.1-12.2-12.3-12.1-11.9
2012 12.4-10.6-11.0-12.1-12.1-12.4-12.3-11.5-11.7
2011 12.2-10.9-11.8-12.4-12.3-11.8-11.4-10.7-11.9 新潟開催
2010 12.6-10.8-11.9-12.7-12.3-11.9-12.2-11.7-12.8
2009 12.9-12.1-13.0-13.6-12.6-12.3-12.1-12.1-13.0
2008 12.4-11.4-11.8-12.3-12.0-11.5-11.6-11.7-12.4
2007 12.3-10.3-11.2-12.0-12.2-12.5-12.3-11.6-12.2
2006 12.4-11.1-11.6-12.5-12.1-12.1-11.9-12.1-12.7

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.52-10.96-11.63-12.40-12.16-12.06-12.01-11.76-12.32
1.47.81

福島牝馬S平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
過去のラップタイムを見ると、前半がまずまず速い流れになって、道中も極端に
落ち着くことのない展開で、勝負所に向けてジワジワと加速して行きつつ→最後
だけ少し落ちる形。

このレースは、展開として一応緩急がつくのだが、その振り幅は大きくなくて、
コースのイメージ通りに「やや前傾の一貫した流れ」というのが基本。
適性的には当然、持続力を備えていることが重要になる。
(仮に流れが落ち着いた場合でも、各馬の仕掛けが早くなるために、結局は長い
脚が問われる)

脚質に関しては、単純にペース次第といったところだが、前半じっくりと入って
先行馬が残る場合でも、前半引っ張られて差し馬が浮上する場合でも、どちらに
しても過去の好走馬の挙動としては、レースを通して一定に近いラップを踏めた
馬が上位に入っていて、位置取りよりもまずは「脚の使い方」に注目したい。

またこのレースは、G1の前哨戦という位置付けのためか、ローカルの牝馬戦の
イメージとは違い別定戦なので、実力のあるタイプが結局は上位に浮上しやすい
…ということは1つ言えそう。


好走する条件
・レースを通しての持続力があること


予想
素晴らしく混戦。
手始めに例年通りのピックアップをしてみると、12頭が残る快挙。
そこから頑張って消しての精鋭8頭だが…、紛れはいくらでも起こりそう。
外れるはず。

◎アースライズ
愛知杯や秋華賞でしっかりと強い内容を示している馬だし、ここでは普通に地力
上位という扱い。
8着に敗れた前走に関しても、3〜4コーナーで前が少し壁になりポジションを
下げる格好になったことが大きく、それでも最後は(ゴール後先頭まで浮上する
くらいの勢いで)しっかりと伸びてきている。
前半のスピードという部分で、ここの勝ち馬像にピッタリという訳にはいかない
ものの、やはり推しておきたい存在。

○ハピネスダンサー
単純に小倉大賞典の道中〜上がりで示したパフォーマンスは高く、地力ではこの
相手に対しては普通に上位。
前走は、後半は長い脚が問われた格好ではあるものの、前半が相当ゆったりした
流れだったことで、最後まで周りも止まらず、スピード負けしたような印象。
常に窮屈な競馬を強いられているように、器用さに欠ける…という雰囲気では
あるので、この舞台がベストな訳ではないとは思うが、少なくともここで崩れる
イメージはない。当然注目はしておきたい。

▲メイショウスザンナ
厳しいペースになっての地力勝負では微妙だが、昨年もこのレースで3着して、
クイーンSでは勝ち切っているように、ミドルペースの中で発揮する持続力は
かなりのものがある。
だからこそ(地力⇔適性のどちらを重視するのか?という点で)扱いが難しい馬
なのだが、ここでは(過去の傾向からは)道中が極端に締まることはあまり考え
にくいので、こなせる範囲内…というのが一応の結論。

注アルマディヴァン
昨年ここでは差のない6着に入っているし、マイルではあるものの、中京記念の
道中〜上がりで示した高いパフォーマンスを考えると、この手の一貫した展開は
おそらく得意。
(ペースが全く違うので)今回はさすがに前走のような位置取りにはならない
だろうが、そこで先行したことが、ここの一貫した展開に対してプラスに働く
ことはあっても良さそう。

△シャルール
中京500万下&北大路特別で高いパフォーマンスを示しているし、好走している
レースは持続型の展開が多く、適性面でも基本的に問題はない。
当然ここでの好走も十分に考えられるが、一方で他の馬との比較では、現在の
人気ほどに抜けたものを見せているか?と言えば微妙…な印象。
連勝中の勢いというのはあるだろうが、感覚的には中心というよりも、あくまで
候補の1頭…という扱いをしたい。

△フレイムコード
近4走は全て逆境の立場での競馬になっていて(前走は半分は自ら進んでそう
なっただけだが…)、一応は度外視できるし、福島記念の厳しい展開でも崩れ
切っていない点や、水準の高い府中牝馬Sで示したパフォーマンスを考えれば、
ここで巻き返す可能性はあっていい。
何はともあれ、今の最低人気…というのはなめられ過ぎ!な印象。

△リーサルウェポン
前走は、前半超ゆったりな流れを最後方ポツン→コーナーも大外を回す…という
なかなかに酷い競馬で、とりあえず度外視できるし、(斤量は軽かったものの)
愛知杯で示した高いパフォーマンスを考えれば、ここで巻き返せてもいいはず。
レースを通して一貫した脚を使うことが求められるここに対しては、イメージは
少しズレるものの、やはり注目はしておきたい存在。

△オツウ
道中が極端に締まった巴賞は、厳しい展開に好位からしっかり付き合った格好で
レッドレイヴンあたりと0.3秒差であれば、十分評価していいはずだし、近走の
結果が出ていないレースも、内容的にはそれほど悪くないものが多い。
最後の部分の印象が惰性に近くなるタイプなので、ここを押し通せるかは微妙
だが、ある程度上位に残る可能性は考えておきたい。





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2016年04月21日

皐月賞回顧

レース総括
■前半〜道中が速く、勝負所〜直線では大きく加速する展開
■高い持久力と、(先行馬は)切れor(差し馬は)持続力が問われた


皐月賞結果
ディーマジェスティ1.57.9 34.0 14-14-12-10
マカヒキ1.58.1 33.9 17-17-15-13
サトノダイヤモンド1.58.3 34.8 08-08-09-05
エアスピネル1.58.4 35.5 05-06-06-03
リオンディーズ1.58.4 36.1 02-02-01-01
マウントロブソン1.58.6 36.0 05-03-02-02
ナムラシングン1.58.7 35.1 10-11-09-05

天候:晴 芝:良
上り4F:48.0 3F:35.6
前半1000m:58.4
12.0-10.7-11.5-11.7-12.5-11.5-12.4-12.2-11.6-11.8

皐月賞ラップタイム


レース詳細
ラップタイムを見ると、前半は相当に速く、尚且つスピードがなかなか落ちない
流れで、道中も大きな緩急がつきながらも水準の高い展開、そこから3〜4角で
一旦溜めてから→直線でしっかりと加速する形。

今回の特徴は、まずは前半〜道中の水準の高さで、特に向かい風だったという
向こう正面の厳しさは特筆すべきもので、(位置取りに関係なく)当然上位に
入るためには、高い持久力を備えていなければ難しかった。

また適性面では、向こう正面〜直線における「締めて→溜めて→切れる」という
(強い逃げ馬が後続に脚を使わせるためにする様な)デムーロJの演出により、
先頭集団と後続では少し異なった資質が問われたように思える。

つまり前者に関しては、溜めを効かしてからの→"切れ"が素直に問われた形で、
ラップの落ち着いたコーナー部分でしっかりと追い上げた後者に関しては、道中
〜上がりに掛けての持続力が問われた…という印象。

どちらにしても今回の場合、まずは地力がなくては浮上する(残る)ことは難し
かったことは間違いないので、この先に向けては、下位からの巻き返しに期待
するよりも、単純に上位陣の中で(適性面での)上げ下げをする…ということに
なっていきそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ディーマジェスティ
中団の後ろくらいから進めて、前半は一応溜めた形だが、3コーナー辺りからは
しっかり追い掛けつつ→直線の加速にも遅れずについて行き、そのまま最後まで
良い脚を続けて突き抜けた内容。
これはかなりの持続力を発揮したと言っていい。
当然その地力は素直に認めるべきで、この先も普通に活躍し続けるはず。
ただし走法的には、ディープ産駒だけにチョコチョコとまでいかないものの、
(ブライアンズタイム由来の)ある程度刻むイメージのタイプなので、周りの
馬と比べると、小回りやスピードという方向に(相対的に)向いている部分が
あったことは事実。
その点で、2400mよりも2000m…という雰囲気ではあるため、ダービーでは、
例えば今回のように外を回すような格好になった場合に、浮上し切れないことも
十分考えられる。慎重に扱いたい存在。

マカヒキ
今回の場合、この馬のポジションでも前半を完全に受け流したとまでは言えない
くらいのペースだったのだが、相対的にはやはり前半で溜められた格好だし、
(道中からある程度追い上げてはいるので、ジワジワと脚は使っているものの)
勝負所までじっくりと進められた点で、一応は恵まれた立場ではあった。
それでもこの展開の中で浮上したこと自体、十分な地力の証明にはなるし、扱い
としては、単に"はまった"ということにはもちろんならないはず。
一方で適性面では、ディーマジェスティとは対照的に直線でのギアチェンジが
上手くいかず、ラストも印象としては少し惰性になっていたので、やはり持続力
よりも切れのタイプ…という印象は受けた。
その点、東京に舞台を移してパフォーマンスを上げる可能性は考えられるが、
他に前進が見込めそうな馬もいる中で、脚質的に絶対…とは言い切れない。
扱いの難しい存在になりそう。

サトノダイヤモンド
速い前半にはある程度引っ張られつつも、後半は早めに動かなければならない
…という部分で、今回の展開に対しては(溜められる場面がないという意味で)
最も厳しい位置取りだったように感じる。
特に3〜4コーナーに関しては、ナムラシングンが外から捲るような動きをした
ため、それに被せられないように脚を使わざるを得なくなって、普段真っ直ぐに
力を使うことを意識している(と思われる)ルメールJの思惑がズレてしまった
…という印象を受けた。
したがって今回の場合は、直線でヨレたリオンディーズの煽りを受けたことも
含めて、幾つかの不運が重なった結果…ということは確実に言えそう。
ただしどちらにしても、世代の中での絶対的な存在(これは個人的な幻想だが)
…という扱いはこれで終了。
この先は実力馬の中の適性的な上げ下げの対象に、この馬も加わることになる。
その点、ゆったりとしたイメージから京都の方がより向くとは思うが、単に広い
コースに替わるという点で、ダービーでの前進は見込めるはずで、引き続き中心
的な存在であることには違いない。当然注目していきたい。

エアスピネル
速い前半にある程度つき合いつつ、最後も不利を受けながらも粘り込んでいるの
だから、高い地力を示したことは間違いない。
ただし(勝負所で一応は溜められる格好になった)先頭集団の中では後方に位置
していたことから、上位の中では相対的に恵まれた方ではあるので、次戦で前進
する…という感覚的にはならない。
タイプ的にも、やはり距離延長して良くなるイメージではないし、その点では、
ダービーという選択は微妙…には感じる。

リオンディーズ
スタート直後から速いペースで進めて、向かい風の向こう正面から仕掛けつつ、
(一旦溜めて→)直線に入ってからもしっかりとした脚を使って粘り込んだ形。
もちろん最後は周りに迷惑を掛けた格好になったが、ラスト100mくらいまでは
先頭をキープしていた訳だし、これは相当に強い競馬だったと言えそう。
今回デムーロJが実際にどのような思考をしたのかは分からないが、その挙動を
考えると「直線部分で真っ直ぐに力を使った」と言えるので、結果的にこの馬の
パフォーマンスを引き出すには良い選択だったのでは?と(個人的に)感じる。
次戦に向けては、この馬の場合、距離延長して気性面の問題はやはり出てくるの
かも知れないが、それ以上に、タイプ的に直線の長い東京に替わっての前進度は
大きいはずだし、今回示した持久力&切れを考えると、かなり有力と思える。
もちろん直前でもう1度しっかり考えたいが、高い評価にはなりそう。

マウントロブソン
前半から積極的な競馬をして、向こう正面でリオンディーズをけしかけるような
動きをして、間接的に今回の展開を作り出した黒幕。
それが自身にとって有利に働いたのかどうか微妙だが、どちらにしても、厳しい
ペースからの粘り込み。強い内容ではあった。
ただしタイプ的には、やはり"切れる"というよりも"続ける"という方向性の馬
だとは思うので、ダービーでの前進は結局微妙。
将来的には中距離・持続力勝負の特化型になるのでは?というイメージ。
夏の予定は知らないが、小倉記念への出走があるなら、今すぐにでもエントリー
したい感覚ではある。

ナムラシングン
中団の少し後ろから進めて、3〜4コーナーでしっかり捲るような競馬をして、
そこから直線は伸び切れずに惰性でなだれ込んだ内容。
今回&前走のパフォーマンスからは、一定の地力は当然認められる。
道中〜上がりでの持続力が売り…というこの手のタイプの場合、(切れが問われ
ない)どこかで輝ける瞬間がやってきていいはずだし、その点、距離延長は一応
1つの答えにはなる。
切れが必要なダービーは無理だとしても、(もし脚質転換が出来るのであれば)
菊花賞ならばあるいは…ということもあるのかも知れない。
適鞍を見極めつつ、注目はしていきたい。




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posted by 山宗 at 20:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月17日

皐月賞展望

予想
今年の場合、人気的には脇役扱いの組になっているスプリングS、共同通信杯、
若葉Sが、それぞれかなり高い水準のレース展開だったため、それらからここに
駒を進めた馬を評価するかどうか…という部分に、意外と難しさがある。

ただ自分の中では、データ的な裏付けだけでは計れない凄みを見せている2頭。
これらの存在に関しては別格の扱い。(もちろん一定以上のものは示している)

そのサトノダイヤモンド、マカヒキに関しては、トライアル終了時点で強く推す
ことは決めていて全く揺るぎはないのだが、前述のように高いレベルの裏付けが
取れている馬が多いため、2頭の下に関してはいくらでも工夫ができそう。

天候的に馬場も読みづらく、結果的に正しい選択ができるかどうかはもちろん
分からないが、レースとしては、展開1つで変わってきそう…という(カオス
的な)部分で、結構楽しみ。

◎サトノダイヤモンド
前走は、きさらぎ賞としても前半〜道中の水準が高い展開だったが、その中で
自身の挙動としては、勝負所〜直線で馬なりに近い内容で前に迫って→ラストも
まだまだ余力を残した形で突き抜けた、超のつくハイパフォーマンス。
タイプ的には、馬体&走法に少しゆったりした部分がある馬なので、京都外回り
から→中山に舞台が替わって前進…とはならないが、いつものポジション、今回
引いた枠ともに、ここの勝ち馬像にしっかり重なっているし、(外的な)条件は
揃った…という雰囲気。
それでいて、人気も3倍程度に落ち着くのなら、(個人的に)選ばない…という
選択は正直あり得ない。

○マカヒキ
前走は、前半はかなり速い流れだったものの、道中はしっかり落ち着いた展開。
その中でこの馬自身、(前半を完全に受け流して)道中ではある程度追い上げる
形からそれなりに脚を使っているのだが、皐月賞の水準から言えばまだ1〜2段
下の扱い。その点では裏付け的に微妙…であることは確か。
それでも、終いの部分で相手を抜き去る時の強靭な脚。
これは半端なものではない。(ドゥラメンテを彷彿させる)
タイプとしては、皐月賞で差し損ねるイメージがとても良く当てはまるのだが、
少なくとも「あるいは…」とは感じさせるものがある。
自分の中ではややイレギュラー的な選択だが、やはり推しておきたい。

▲ディーマジェスティ
前走は、近年の中では道中の水準が最も高い展開になっていて、(この馬の位置
取りでも)前半〜道中でしっかりと引っ張られる形から→最後まで良い脚を持続
させた…というかなり強い内容。
もちろん東京⇔中山の違いは大きいものの、そのパフォーマンスは2000m換算で
昨年のリアルスティール(皐月賞時)に迫ろうかという値を示している。
共同通信杯からの直行というローテーションも、近年はしっかり結果が出ている
訳なので特に問題にはならないだろうし、それを考えると、今の人気は明らかに
過小評価されているように映る。

注リオンディーズ
中身の良さ(心肺機能の高さ)はかなり感じる馬で、能力では確かに3強という
見方にも納得はできる。
ただ、前走のラスト2F:11.3-11.3というラップの中で差されたのはどうか…。
兄のエピファネイアと比べれば、父がキングカメハメハになっている分、多少は
小回りが利く可能性もあるが、斜めに力を使いつつも→直線で最後まで伸び切る
…という部分ではどうしても微妙だと感じてしまうし、本来のタイプとしては、
やはり長い直線で真っ直ぐに力を使う形の方がいいことは確実だと思える。
兄の時とは周りのレベルが全く違うし、ここは相手の1頭扱いに止めたい。

△アドマイヤダイオウ
前走は、レース自体も道中の水準が高い展開(自身が締めつけたとも言える)
だったが、その中で中団の後ろから進めて→向こう正面で一気に先頭付近まで
動く競馬をしつつ、最後も一旦しっかりと交わされた相手を差し返す…という、
結構とてつもない内容。
そのパフォーマンスから考えると、今の人気は少し甘く感じるし、(個人的に)
とりあえずここでは飛びつきたくなるような存在。
…なのだが、今回はそれでも周りとのパフォーマンス比較から、結局評価は△に
せざるを得ない。何てハイレベル…。

△エアスピネル
これまでの内容から能力の高さは間違いないし、今回の馬体を見ても、やはり
凄い迫力をしている。ただしそれは、どちらかと言えばトップマイラーの姿。
もちろん皐月賞であれば(将来的にマイル王者になるような馬ならば普通に)
こなせるはずだが、示している道中の水準など、裏付けの部分から考慮しても、
(周りと比較して)あまり強くは推しづらい印象。
タイプ的にも、真っ直ぐに走って強い馬だとは思うし、ここのラスト1Fを伸び
切れるイメージが正直湧かない。
ここで掲示板前後→NHKマイルCを完勝すればいいのでは。

△マウントロブソン
前走は、道中の水準がかなり高い展開の中で、前半からある程度脚を使う形から
キッチリ差し切った(押し切った)強い競馬。
タイプ的にも、持続力はしっかり示している訳だし、適性としてはここに普通に
はまっていいはず。
ただしこの馬の場合、これまでの内容から、最後の部分は(しっかりとした脚を
使うというよりも)"惰性"に近いイメージになっていて、所謂G1馬の切れ味、
苦しい中でもう1段加速してみせる力…という部分には欠けている印象がある。
その点で、良いレースは出来ても、勝ち負けまでは結局難しいのでは。





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posted by 山宗 at 03:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月16日

アンタレスS展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.7-11.0-12.6-11.8-12.0-12.1-12.1-12.3-13.0
2014 12.7-11.0-13.1-12.5-12.7-12.5-12.1-11.9-13.0
2013 12.4-10.7-13.2-12.7-12.6-12.2-11.9-11.5-12.5
2012 12.5-10.4-12.4-12.6-12.6-12.1-12.2-12.1-13.0

過去4年の平均ラップタイム
12.58-10.78-12.83-12.40-12.48-12.23-12.08-11.95-12.88
1.50.18

アンタレスS平均ラップタイム


傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース〜やや速いくらいの流れで、道中は
コーナーで一旦落ち着いてから徐々に加速していくような展開になり、ある程度
早めの仕掛けから→ラスト1Fはしっかりと落ち込む形。

舞台が替わってからまだ日が浅く、年によって展開のバラつきは大きいのだが、
コース自体の傾向も合わせて考えると、レース全体のリズムとしては、1〜2
コーナーで一旦落ち着く…という部分は1つの特徴として挙げられる。

つまり「メリハリのつく展開への対応力」を持っていることはある程度重要に
なるはずで、その意味では比較的長い距離が得意な馬に向きそうなイメージ。

またレース後半に関しては、積極的に仕掛けていく形になりやすく、ラスト4F
辺りからしっかりと脚を使える…というのは1つの大きな武器になるはずで、
末脚の持続力に優れたタイプにはやはり注目しておきたいところ。


好走の条件
・道中で溜めが効くこと(≒純粋な持久力が高い)
・末の持続力があること


予想

◎アウォーディー
この馬は、芝を走っている時からパワー、持久力、持続力というタイプで、その
イメージはダート転向後も崩れておらず、やや長距離寄りのリズムになって、
尚且つ終いの長い脚が問われるこのレースには普通にはまりそう。
この先の課題としては、スピード方向に偏ったレースではどうか?という部分は
まだ残しているが、その点に関しては今回はとりあえず関係ない。
大人気でも素直に推しておきたい。

○トップディーヴォ
前走は、前半でしっかりと引っ張られつつ→道中で一旦溜めが入り、後半は再度
加速していく…という、リズムとしてはこのレースにつながりそうな展開。
その中で、結果は前から早めに抜け出した勝ち馬には迫り切れなかったものの、
自身のパフォーマンスは十分に高いものを示している。
現段階ではやや荷が重い相手関係ではあるが、ピッタリ…というタイプは意外と
多くないし、ここは少し注目してみたい。

▲アスカノロマン
大きなフットワークをして、やや一本調子気味に感じるタイプで、これまでの
戦歴からは、どちらかと言えばフラットな展開の方が合う印象。
その点、このレースへの適性は微妙なところがある。
間違いなく地力をつけている今なら克服できる可能性はあるし、他に選びたいと
思える馬も少ないため、評価としては結局高めの扱いにはなるが、感覚的には
ここで勝ち切るのはどうか…といったところ。

注ロワジャルダン
G1でも常にしっかり好走している訳だし、地力は当然上位の存在で、ここでも
普通に残れて(浮上して)いいはず。
ただしタイプ的には、基本的にメリハリがつく形よりも、もう少し道中が締まる
ようなフラットな形の方が合っている印象で、この舞台で積極的に推したい感覚
には正直ならない。
アスカノロマンと同様に、相手の1頭という扱いに止めたい。

△クリソライト
帝王賞は、前半〜道中の水準がかなり高い展開を、早い段階からハナに立って
→最後もしっかり粘り込んでいて、それまでとは一線を画すような競馬だった。
その内容からは、地力は当然上の扱いでいいだろうが、タイプ的には、スピード
&持続力で押し通す方向には思えるので、この馬も結局ここでは適性的にどうか
…という部分がある。
久々の急坂コースという不安もあるし、評価はここまでに止めたい。

△ローマンレジェンド
タイプ的には、純粋な持久力を活かしやすいこの舞台にははまっていいはず。
それでもこの馬は、近4走も月1ペースで使って、馬券圏内に入ったのは最初の
みやこSだけ…というように、間隔が空いた方が間違いなく結果を出せる。
その点、前走から2ヶ月足らずというのはまだ早い…というイメージ。
昨年も同じ理由で△評価→中途半端な6着。それならば今年も。

☆イッシンドウタイ
地力での粘り(浮上)が身上の馬で、ラスト1Fが落ち込む形…という部分では
一応はあり得るが、レース全体として展開にメリハリがついて前進という訳には
やはりいかないはず。
(昨年の5着は、道中が極端に締まって→ラストが落ち込む展開だった)
最後に浮上して来ても、それは勝敗が決した後の話…というイメージ。





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2016年04月14日

皐月賞の傾向

皐月賞過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2015(ドゥラメンテ:1.58.2)
12.5-10.7-12.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.7-11.4-11.6

天候:曇 芝:良
上り4F:46.8 3F:34.7
前半1000m:59.2
勝ち馬コーナー通過:13-13-11-07
勝ち馬上り3F:33.9


2014(イスラボニータ:1.59.6)
12.3-11.4-11.9-11.9-12.7-12.1-12.0-11.6-11.7-12.0

天候:曇 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.3
前半1000m:60.2
勝ち馬コーナー通過:08-08-07-04
勝ち馬上り3F:34.6


2013(ロゴタイプ:1.58.0)
12.0-10.6-11.5-11.6-12.3-12.1-12.0-11.9-12.0-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:47.9 3F:35.9
前半1000m:58.0
勝ち馬コーナー通過:07-07-08-05
勝ち馬上り3F:35.3


2012(ゴールドシップ:2.01.3)
12.4-11.1-12.3-11.9-11.4-11.6-12.2-12.7-13.6-12.1

天候:晴 芝:稍重
上り4F:50.6 3F:38.4
前半1000m:59.1
勝ち馬コーナー通過:18-18-17-06
勝ち馬上り3F:34.6


2011(オルフェーヴル:2.00.6)(注:東京開催)
13.0-11.7-11.7-11.9-12.0-12.3-12.7-11.8-11.7-11.8

天候:晴 芝:良
上り4F:48.0 3F:35.3
前半1000m:60.3
勝ち馬コーナー通過:12-11-11
勝ち馬上り3F:34.2


2010(ヴィクトワールピサ:2.00.8)
12.1-10.9-12.4-12.1-12.6-12.5-12.3-12.1-11.8-12.0

天候:晴 芝:稍重
上り4F:48.2 3F:35.9
前半1000m:60.1
勝ち馬コーナー通過:14-13-07-08
勝ち馬上り3F:35.2


2009(アンライバルド:1.58.7)
12.1-10.8-11.9-12.1-12.2-12.1-11.9-11.8-11.7-12.1

天候:晴 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.6
前半1000m:59.1
勝ち馬コーナー通過:11-11-12-09
勝ち馬上り3F:34.6


2008(キャプテントゥーレ:2.01.7)
12.2-11.5-12.5-12.6-12.6-12.8-12.3-11.2-11.5-12.5

天候:曇 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.2
前半1000m:61.4
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:35.2


2007(ヴィクトリー:1.59.9)
12.2-11.2-12.1-11.6-12.3-12.3-12.3-11.6-12.0-12.3

天候:晴 芝:良
上り4F:48.2 3F:35.9
前半1000m:59.4
勝ち馬コーナー通過:02-01-01-01
勝ち馬上り3F:35.9


2006(メイショウサムソン:1.59.9)
12.3-11.3-12.0-12.1-12.3-12.0-12.2-11.8-11.7-12.2

天候:曇 芝:良
上り4F:47.9 3F:35.7
前半1000m:60.0
勝ち馬コーナー通過:06-05-04-03
勝ち馬上り3F:35.1


過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.23-11.06-12.07-11.97-12.29-12.19-12.14-11.82-11.93-12.09
1.59.79

皐月賞平均ラップタイム


傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半やや速い流れで入り、道中は一旦落ち着く格好には
なるものの水準自体は高い展開で、ラスト3Fから加速した後はそのままある程度
速いスピードを維持する形。(一応は右肩下がり)

このレースの特徴は、まずは前半〜道中の速さで、当然のように高い持久力を
備えていなければ、勝負所まで十分な余力を残すことが難しくなる。

また上がりの部分でも、ギリギリまで我慢するような形には基本的にはならず、
積極的な仕掛けから→かなり長い脚を使う競馬になるために、持続力がないと
最後は結局脚が止まってしまうことになる。

実際にこのレースでは、それまでに切れ味のみを示す形で駒を進めたタイプが、
道中で脚を削られて→直線不発に終わる(もしくは完全に受け流すポジション
から進めて→全く届かない)…というのは定番中の定番。

したがってここでは、基本は好位〜中団辺りから持続する脚を使えるタイプを
中心に据えて、決め手は凄くても道中の裏付けがないような馬はとりあえずは
疑って掛かりたい感覚になる。


好走の条件
・高い持久力が必要
・末脚の持続力があること




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posted by 山宗 at 20:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月12日

桜花賞回顧

レース総括
■まずまずの前半から、一旦落ち着いて→勝負所でしっかりと加速する展開
■切れ&一定の持久力が問われた


桜花賞結果
ジュエラー1.33.4 33.0 16-17
シンハライト1.33.4 33.7 08-08
アットザシーサイド1.33.7 33.9 10-11
メジャーエンブレム1.33.8 34.2 07-07
アドマイヤリード1.33.9 33.2 18-18
ラベンダーヴァレイ1.34.1 34.7 05-04

天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:34.3
前半4F:47.1
12.4-10.7-11.7-12.3-12.0-11.4-11.3-11.6

桜花賞ラップタイム


レース詳細
ラップタイムを見ると、前半まずまずの流れから、道中は一旦落ち着く格好で、
勝負所でしっかりと加速しつつ→ラストまであまり落ちない展開。

今回の場合、ある程度馬場が速い状態だったことを考慮すると、道中の水準は
それほど高かったとは言えず、基本的にはメリハリのついた上がり勝負という
扱いになり、適性的には当然切れが問われた形。
(スタート直後はそれなりに流れているので、一定の持久力は必要だった)

もちろんその裏には、メジャーエンブレムが前に圧力を掛けられない位置取りと
なった…という理由があり、結果的には、如何にも桜花賞らしい桜花賞…という
レースだった。

脚質的には、前半で少しでも脚を使っている先行馬を、しっかりとした決め手を
発揮した差し馬が上回った…という構図で、この点もはっきり言って通常通り。

したがってオークスに向けても、一定レベルの水準から→最後にしっかりと脚を
伸ばした上位は素直に信頼できそうだし、過去の傾向から、基本的につながって
いくものと考えられる。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ジュエラー
上がり3Fが前走と同じ33.0秒という内容なので、この馬の持ち味を活かすには
ベストの展開だったとは言えないが、それでも勝ち切ったというのは大きい。
もちろん、シンハライトが早めに抜け出す格好になり、相手の最後の粘り性能が
最大限に発揮される前に一気に迫れた…という部分で、運も少しある。
どちらにしてもこの馬の場合、(距離延長というよりも)地の強さの戦いになる
という点で、オークスでの前進は元々見込めるので、次戦も当然期待できるし、
2冠の可能性も普通にあっていいはず。しっかりと注目していきたい。

シンハライト
今回も前走と同じような切れ勝負になったことはやはり大きかったが、中団から
しっかりとした決め手を発揮して浮上した格好で、最後の最後で交わされはした
ものの、そのパフォーマンスは当然認められる。
現状体力勝負という方向では、ジュエラーやメジャーエンブレムに対して裏付け
的に負けているが、ゴール前〜ゴール後の姿からは(姉のリラヴァティと同様の
イメージで)ラスト1Fの粘りは十分に感じられるので、単純に切れのみの馬では
ない…ということは間違いなさそう。
その点で(個人的に)しっかりと認識を改めておきたい。

アットザシーサイド
中団から進めて、直線でしっかりと脚を伸ばす格好で浮上しての3着。
走法的にある程度細かく刻むタイプで、脚が溜まった状態ならば→真っ直ぐに
高いパフォーマンスを発揮できる…という、如何にもキンカメ産駒が得意とする
内容での好走だった。
そのイメージからは、距離が伸びて&より地力勝負になっていいとは言えず、
(もちろんオークスは、地力で距離の壁を克服できるレースではあるものの)
他の上位陣と比べると少し不安な部分が大きい。
素直にNHKマイルCというのならば、当然問題はない。

メジャーエンブレム
スタートがいつも通りではなかったとは言え、二の脚を使う部分ではまだ前が
開いていて、その気があればもう少し好位につけられていたように見えるので、
やや消極的な競馬だった…という点は否めない。
それでも、戦前には今更この馬の厳しい展開につき合うような馬がいるかどうか
…という見方もあった中で、早い段階で周りに馬が殺到して→終始かなり密度の
濃い所での競馬を強いられた格好なので、単にルメールJの失敗というだけでは
なく、他のジョッキーがそのように追い込んだ部分も大きい。
その点、外国人Jの活躍が目立つ昨今の状況からすれば、日本人Jも全く捨てた
ものではない…という感覚にはなった。
(最終的に勝ったのがデムーロJ…というのは皮肉、と言うか結果論)
この先に向けては、将来的には2400mは少し長い…というタイプだとは思うが、
単純に地の強さが問われるオークスではおそらく問題ないはずで、とりあえずは
そこでの巻き返しは十分期待できるはず。当然注目したい。

ラベンダーヴァレイ
上位の中では前半で脚を使った方だし、直線ではメジャーエンブレムを閉じ込め
ようとした格好で、戸崎Jの戦う姿勢がはっきりと感じられるような競馬。
結局は70kgの体重差で跳ね返されたものの、大本命馬の進出を少しでも遅らせた
…という点で、上位3頭から見れば最大の功労者と言っていいはず。
自身はそこで横に力を使ったために最後なだれ込むだけに終わったが、はっきり
崩れた訳ではないし、この先今回のパフォーマンスを評価する際には、内容面で
ある程度の考慮が必要になりそう。




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posted by 山宗 at 20:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月10日

桜花賞展望

予想
素直に大きな流れに身を任せて楽になるか、敢えて逆らって険しい道を進み、
新しい可能性を模索するか…。難しい問題。

世の中的には前者を選ばなければ大体は失敗するが、参加者同士で作るオッズが
支配する競馬では、(長い目で見れば)その限りではない。
どちらも許される。とても自由。

後者を選んだ場合、テーマとなるのは、メジャーエンブレムが(直接的なのか、
間接的なのかは問わず)作る厳しいペースの中で、終いの脚を残せる馬がいるか
どうか?ということになるが、今回1頭だけ可能性のある馬が存在する。
⇒ならば、その道を行きたい。

◎ジュエラー
メジャーエンブレムの厳しい展開を耐えて、尚且つ終いでしっかりと脚を使える
としたら、シンザン記念の厳しい展開を、直線で最後に1頭全く違う脚で詰めた
この馬しかいない。
少なくともその時のパフォーマンスであれば、なし崩し的に脚を削られて→終了
ということは、この馬に限ってはないはず。
もちろん本命までは結局やり過ぎかも…と思ってしまうくらいに相手は強いが、
こちらが前走を僅かにでも負けたことによって、極端なまでの一本被りの状況が
生まれ、人気的にはギリギリ一縷の望みに賭けてもいい…くらいには思える。
どちらにしても、2頭もしくは1頭+1頭の競馬と見る。

○メジャーエンブレム
前半〜道中を締めつけて→キッチリ周りを潰すスタイル。
父親のダイワメジャーがそうであったように、本当に強い馬にこれをされたら、
他の馬にはなかなかまともな脚が残らない。
前走(&前々走)で予行演習もしっかりと成功させている訳だし、普通に勝ち
切ることも当然高い確率であるはず。
ただ上がりの脚…という部分で、過去にここで好走した馬とはイメージが異なる
タイプであることは確かで、その中で唯一ではあるものの、対抗できそうな馬が
存在しているのであれば、個人的にはそちらを選択したい…というだけ。

▲ラベンダーヴァレイ
前走は、間隔が空いた状態でのレースで、内容的にも前半からある程度脚を使い
つつ、直線では隣のおっきな馬から常に横の圧を掛けられながら…だったことを
考えると、最後に外から交わされた2頭に対しても見劣るようなパフォーマンス
だったとは言えない。
締まった展開に対する裏付けは正直取れていないし、勝つとまではさすがに思わ
ないが、不利があった中での3着&そこで叩いたことによる状態の上積みという
点からは、今の人気は少し甘い気はする。
当然感覚的には、(相手候補の中では)高めの評価にしておきたくなる。

注シンハライト
前走は、結果としてなかなかの好タイムで勝ち切っている訳だし、確かに相手
としては考えておくべき存在だとは思う。
ただしその時はかなり速い馬場で、実質的には前半〜道中の部分でそれほど高い
水準のラップを踏んでいた訳ではないため、ここの基準の中では地力の裏付けが
まだ足りていない状況。
仮にメジャーエンブレムが、道中の緩むレースを作るならば話は別だが、それは
自身にとって逆にリスクが大きくなるためにあまり考えにくいし、逆転の可能性
という部分では、前走で下したジュエラーの方が魅力的には映る。

△ウインファビラス
新潟2歳Sで2着した時のパフォーマンスは、この段階でも未だに十分な裏付け
として扱えるくらい。やはり上位扱い。
前走は、結果は散々ではあったが、自身最速タイの上がりは使っている訳だし、
道中落ち着いた展開の中で決め手の部分で苦労した印象が強く、その点、タイプ
的には、ここで締まった展開になって巻き返す可能性は考えられる。
もちろん巻き返したところで、1度しっかりと完封された馬が相手なのだから、
勝ち負けという訳にはいかないが、圏内候補には十分なれるはず。

△レッドアヴァンセ
前走では、上位には浮上し切れない結果に終わっているが、内容的には、道中で
ある程度脚を使いつつ→しっかり決め手を発揮した格好で、この馬単体で見れば
これまでとは一線を画すパフォーマンスを示している。
もちろん桜花賞基準で言えば、やはり前半を完全に受け流している…という点で
物足りない扱いになるし、今回は特にそこがしっかり締め付けられる訳なので、
対応し切れない可能性もあるが、最後に浮上する候補としては、やはり注目して
おきたい存在ではある。





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posted by 山宗 at 02:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月09日

阪神牝馬S展望

予想
条件が内回り1400m→外回り1600mに変更されたことで、言うまでもなく全く
別のレースに生まれ変わった格好。
当然適性面では、持続よりも切れ(&純粋な持久力)という方向へシフトさせて
考えたいところ。

◎ミッキークイーン
ジャパンCは、8着とは言っても頭から0.3秒の差しかないし、最後の部分での
地脚の強さ…という部分で、歴戦の古馬とはまだまだ差があっただけで、中身の
部分ではそれ程負けていなかったように思える。
どちらにしろここでは、実力は当然上の存在。
秋華賞のようなスピードレースにもしっかりと対応している点から、勝ち馬像に
近い、ある程度好位〜中団までにつけるような競馬も普通に出来ていいし、特に
問題は見当たらない。素直に推しておきたい。

○ココロノアイ
秋華賞は、ぶっつけ本番で臨みながら、直線でそれなりの伸びを見せようという
雰囲気もあったのだが、前左右を3頭に囲まれて完全に行き場を失って→ラスト
1Fはほとんど追っていない内容。とりあえず度外視できる。
地力と性能という部分では、元々しっかりしたものを示していた訳だし、昨年の
今頃は間違いなくクラシック戦線の中心付近にいた馬。
久々の状態次第ではあるが、マイルに戻って巻き返す可能性はあっていいはず。

▲アンドリエッテ
クラシックでは、様々な条件の中でも全て掲示板前後に好走しているのだから、
一定の地力は当然認められるし、適性的には、切れ方向のタイプではあるので、
この舞台にはやはり合っている。
ただし、前走は結果的に中団からの競馬が出来たが、それは鞍上がスローと判断
して→前半の内に押し上げた結果なので、今回同じ競馬が出来るとは限らない。
単純に後方から進めるだけの内容であれば、前を残す可能性は正直高そう…。

注ストレイトガール
昨年のヴィクトリアマイルは、道中を高い水準で進めつつ→しっかりと決め手を
発揮する形で勝ち切った格好で、パフォーマンスも当然高いものになっている。
ただし一昨年3着した時も含めて、レース自体が持続型の展開だったことは少し
気になるところで、ここのしっかりとメリハリのつく展開では、中距離タイプに
切れ負けしないか…という不安はある。
むしろここでは少し負けて→本番での巻き返しに(既に)期待したい感覚。

△スマートレイアー
間違いなく切れはある一方で、スピードはあまりない…というタイプで、基本
パワー寄りのコースである阪神自体は合っている。
ただし昨年牝馬マイルの頂点に立った馬や4歳世代に対しては、パフォーマンス
的に上回っている訳ではなく、超スローの前走を勝ち切っただけ("だけ"は言い
過ぎだが)…という中で、現在の人気は正直過剰気味に思える。

△ウインプリメーラ
京都金杯で示した内容などを考えれば、地力はここでも普通に上位扱い。
当然ある程度粘り込むことは十分にあり得るが、この馬は基本的にはジワジワと
脚を使って→惰性を効かす形の方がいいタイプ。
しっかり溜めて→切れが問われるここでは決め手負けする可能性がありそう。
一応注目はしつつも、あくまで圏内候補の1頭というところまで。

△カフェブリリアント
示しているパフォーマンスは十分に高いものになっているし、地力ではここでも
普通に上位と考えていいはず。
それでもこの馬は、やや持続的な要素の強いタイプで、道中〜上がりという脚の
使い方の方が合っている印象があるので、ここがピッタリ…ではなさそう。
感覚的には掲示板前後が妥当という気はする。





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posted by 山宗 at 02:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月08日

ニュージーランドT展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.2-11.2-11.6-12.2-11.8-12.0-12.0-11.8
2014 12.2-10.8-11.0-11.7-11.9-11.8-11.8-12.1
2013 12.6-11.3-11.8-12.1-12.2-11.7-11.4-11.7
2012 12.1-10.6-11.3-11.6-12.0-11.7-12.0-11.9
2011 12.3-11.5-12.1-12.2-11.8-11.1-11.3-12.2 阪神開催
2010 12.4-11.0-11.5-11.8-11.3-11.7-11.5-11.7
2009 12.5-10.8-11.6-11.3-12.2-11.7-11.9-11.8
2008 12.5-11.0-11.0-11.4-11.8-12.0-12.4-12.9
2007 12.4-10.8-11.3-11.6-12.2-12.1-11.7-11.8
2006 12.5-10.9-11.2-11.4-11.8-11.7-11.7-12.3

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.38-10.93-11.37-11.68-11.91-11.82-11.82-12.00
1.33.91

ニュージーランドT平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、レース前半はかなり速く流れ、3コーナー辺りになって
漸く落ち着くような展開で、勝負所では僅かながらの加速を示しつつ、そこから
終いまで一定に近いスピードを維持する形。

とにかくここでは、速い前半〜道中に掛けてなかなか息を抜けない展開になる
ために、まずはスピード持続力を持っていなければ話にならない。
⇒その意味で、将来的に1400mで活躍しそうなタイプの方が合っている。

脚質的には、この展開でも極端に後ろからではなかなか届かないので、好位or
中団から押し上げていけるタイプ…といったイメージで、何はともあれスピード
持続性能が物を言う…という雰囲気。


好走する条件
・スピード持続力があること


予想

◎ダンツプリウス
締まった展開のこうやまき賞では、自身も前傾の内容を示しつつ強い競馬をして
いるし、その後の2戦は、前半or道中で落ち着く場面のある流れの中でしっかり
好走して、展開に依らず崩れない…という、地力の高さを見せている。
タイプ的には、ドッシリとしていて"止まらない"…というイメージの馬なので、
この舞台にははまっていいし、位置取り、枠ともに申し分ない。期待できる。

○アストラエンブレム
前走は、緩い流れからの直線勝負を逃げ切ったというだけだが、シンザン記念に
関しては、相当厳しい展開の中で、勝負所をある程度積極的に攻める格好から
4着に粘った内容なので、当然高い評価ができる。
それを考えれば、この馬を本命にする手ももちろんあったが、ラスト1Fの粘りの
部分で、今回は相手の方に期待してみたい…という意味での2番手。

▲カープストリーマー
前走は、前半〜道中がかなり締まった展開を好位から進めて、直線でもそのまま
しっかりと押し切った強い内容。
脚質的には、積極的に行き過ぎる可能性もあるので、展開的なリスクを考えると
評価はここまでになるが、前走時のパフォーマンス的には、この相手でも際どい
競馬をしても全く不思議ではない。当然しっかりと注目はしておきたい。

注マディディ
前走は、前後半の差が6秒以上(!)の超前傾戦で、そこでの4着は、さすがに
位置取り的な恵まれによる部分が大きい。
それでもこうやまき賞の締まった展開を勝ち切り、アーリントンCの切れ勝負で
キッチリ負けるタイプ的には、ここへの適性は十分備えていそうな雰囲気。
他力本願的に過ぎる部分はあるが、浮上の可能性はしっかり考えておきたい。

△レインボーライン
溜めが効く…というタイプだとはあまり思わないのだが、成績からは、道中が
締まった展開のシンザン記念では直線なだれ込むだけに終わって、前走のような
緩急のつく展開では、勝負所でしっかり機動力を発揮して結果を出している。
その点、この舞台に対しては適性的に少しズレるのかも…。
地力は普通に上位なので浮上はするだろうが、勝ち負けまではどうか。

△ボールライトニング
前走は、直線馬群の中でずっと前が壁になっていた格好なので、力を出し切れて
いない…という部分はありそうだし、その時のパフォーマンスに関してもここで
ハッキリと否定できる…という程低い訳ではない。
それでも、他の馬と比べると、道中が締まった展開の経験には乏しい扱いには
なるので、結局のところ、評価は頑張ってもここまで。





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posted by 山宗 at 21:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月07日

桜花賞の傾向

桜花賞過去9年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2015(レッツゴードンキ:1.36.0)
12.7-11.7-12.7-12.9-12.5-11.3-10.7-11.5

天候:晴 芝:良
上り4F:46.0 3F:33.5
前半4F:50.0
勝ち馬コーナー通過:01-01
勝ち馬上り3F:33.5


2014(ハープスター:1.33.3)
11.9-10.5-11.4-11.5-11.7-11.4-12.8-12.1

天候:曇 芝:良
上り4F:48.0 3F:36.3
前半4F:45.3
勝ち馬コーナー通過:18-18
勝ち馬上り3F:32.9


2013(アユサン:1.35.0)
12.4-11.0-11.4-12.1-12.0-11.9-11.5-12.7

天候:曇 芝:良
上り4F:48.1 3F:36.1
前半4F:46.9
勝ち馬コーナー通過:09-10
勝ち馬上り3F:35.5


2012(ジェンティルドンナ:1.34.6)
12.7-10.9-11.3-12.2-12.2-12.1-11.0-12.2

天候:晴 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.3
前半4F:47.1
勝ち馬コーナー通過:10-10
勝ち馬上り3F:34.3


2011(マルセリーナ:1.33.9)
12.1-11.0-11.5-12.1-11.8-11.3-12.0-12.1

天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:35.4
前半4F:46.7
勝ち馬コーナー通過:15-16
勝ち馬上り3F:34.3


2010(アパパネ:1.33.3)
12.6-11.2-11.8-11.9-11.4-11.1-11.1-12.2

天候:晴 芝:良
上り4F:45.8 3F:34.4
前半4F:47.5
勝ち馬コーナー通過:05-04
勝ち馬上り3F:34.1


2009(ブエナビスタ:1.34.0)
12.4-10.8-11.7-12.0-12.2-11.7-11.6-11.6

天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:34.9
前半4F:46.9
勝ち馬コーナー通過:16-16
勝ち馬上り3F:33.3


2008(レジネッタ:1.34.4)
12.4-10.9-11.3-11.8-12.1-11.7-11.6-12.6

天候:晴 芝:良
上り4F:48.0 3F:35.9
前半4F:46.4
勝ち馬コーナー通過:10-10
勝ち馬上り3F:34.5


2007(ダイワスカーレット:1.33.7)
12.7-11.6-11.4-12.1-12.0-11.6-10.6-11.7

天候:晴 芝:良
上り4F:45.9 3F:33.9
前半4F:47.8
勝ち馬コーナー通過:03-03
勝ち馬上り3F:33.6


過去9年の平均ラップタイム
12.40-11.00-11.64-12.06-11.99-11.56-11.54-12.13
1.34.31

桜花賞平均ラップタイム


傾向(過去記事の一部修正)
過去の平均ラップタイムを見ると、前半やや速く、道中は一旦落ち着く展開で、
勝負所である程度しっかり加速しつつ、ラスト1Fは落ちる…という形。

この舞台には、道中(3〜4コーナー)から勝負所のラップが、形&水準ともに
それ程大きくバラつかない特徴があるため、このレースも前半のペースによって
前後半のバランスが決まる…という単純な構造だと言っていい。

つまり道中ほぼ一定…だとすれば、前半が速く流れれば、終いの粘り勝負になり
持久力&末脚の持続力が問われ、前半がゆったりと流れれば、上がり勝負になり
切れ&末脚の持続力が問われる…と、シンプルに考えることができる。

ただし1つ注意したいのが、このコースではペースの速い展開になったとしても
"直線が長い"という意識が働き、差し馬が位置取りを気にせずに自身のペースを
守ることに徹する可能性がある…という点で、厳しい流れでも実際にはそれほど
引っ張られずに追走出来ることも十分にあり得る。

そうなると結局のところは、切れとトップスピードの持続力に優れた馬が力を
出し切れる可能性が高く、過去の好走馬に目を向けてみても、しっかりとした
決め手を発揮した馬がやはり上位には入っている。

したがってこのレースでは、(このコースらしく)道中〜上がりで発揮できる
最大パフォーマンスの高い馬がやはり中心となり、位置取りが占めるウェイトも
大きいものの、上がりの性能だけはとにかく重視しておきたいイメージ。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力があること
・一定の持久力は必要





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posted by 山宗 at 21:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月03日

ダービー卿CT展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.3-11.5-11.8-11.1-11.3-11.6-11.7-10.9
2014 12.6-10.9-11.3-11.3-11.8-12.1-12.1-12.5
2013 12.4-10.7-11.2-11.2-11.8-11.7-11.8-11.8
2012 12.2-11.3-11.9-12.0-11.4-11.6-11.8-11.3
2011 12.7-11.4-11.5-12.0-11.8-11.0-11.0-11.9 阪神開催
2010 12.4-11.8-12.1-12.0-12.0-11.4-11.1-11.5
2009 12.4-11.3-11.5-11.6-11.9-11.5-11.7-11.8
2008 12.7-12.0-11.3-11.8-11.8-11.6-11.3-11.7
2007 12.6-11.3-11.1-11.2-11.5-11.6-11.7-12.1
2006 12.7-11.3-11.1-11.4-11.6-11.5-11.4-11.4

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.48-11.34-11.48-11.51-11.68-11.62-11.62-11.67
1.33.40

ダービー卿CT平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見れば、前半はミドルペースで流れて、道中はこのコースらしく
全く淀みのない展開になり、そのまま最後まで速いスピードを維持する形。

ここの特徴は、基本的に道中が緩まない…という部分で、全体としてフラットな
レース展開になりやすいため、当然のようにスピード持続力が必須となる。

それに加えて近年に関しては、前半のスピードがなかなか上がらない展開が増え
つつあって、(道中のスピードに耐えられることを前提として)しっかりとした
決め手を発揮出来るタイプにも注意を払っておきたいイメージ。


好走する条件
・スピード持続力&決め手があること


予想

◎サトノアラジン
道中の締まった展開への対応という点では、モンゴル大統領賞やエプソムCで
一定水準はクリア出来ているし、決め手という点でも、完全な上がり勝負だった
マイルCS4着というのは、これ以上ない裏付けになっている。
海外帰りの休み明けではあるが、馬体からは、状態はしっかり出来ているように
見えるし、ここは素直に推しておきたい。

○エキストラエンド
昨年このレースでは4着、同舞台の京成杯AHでも2着に入っていて、道中が
極端に締まった前者と落ち着いた後者のどちらにも対応している…ということに
なるので、ここでも信頼度は高め。
それでいて人気がこの程度に落ち着くのであれば、感覚的には当然上位に扱って
おきたくなる。

▲インパルスヒーロー
昨年ここでは3着して、突き抜けた1頭はさすがに強過ぎだが、そこからは少し
離されているこの馬でも、十分に高いパフォーマンスを示している。
直前の同舞台・東風Sも勝ち切っていて、状態は問題なさそうだし、その中での
今の人気はさすがに甘過ぎに感じる。

注キャンベルジュニア
前走は、締まった展開を番手から進め、道中で相当に脚を使いつつ→上がりも
全く止まらずに押し通しての完勝。
馬体&走法などからは、この舞台で極端にスピードに寄った場合に、少し忙しく
なる可能性もあるが、今回は斤量も恵まれているし、基本は積極的に考えたい。

△ダッシングブレイズ
リゲルSや500万下の、高い水準で道中を進めつつ→しっかり決め手を発揮した
内容を考えると、ここの展開をこなせる可能性は十分にあって良さそう。
これまでのパフォーマンス的には、前半をゆったりしたいタイプではあるので、
届くかどうか?という展開次第のところはあるが、とりあえず注目はしたい。

△ロゴタイプ
前走は、結果自体は7着だが、道中が相当厳しい展開を好位から進めた格好で、
それでも大崩れはしなかった…という部分でむしろ評価してもいい内容。
今回は(当然の)トップハンデ58kgを背負い、外枠からの競馬…という厳しさが
あるので、評価としてはここまでだが、可能性はやはり考えておきたい。

△テイエムタイホー
六甲Sでは、道中〜上がりでしっかりと高いパフォーマンスを発揮しているし、
ここの展開は十分こなせる範囲だと思える。
とりあえずは、同年の京都金杯2着の馬が、前走大敗したとは言え、まだ3ヶ月
しか経っていない時期のレースでここまで人気を落とす…というのには違和感。





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posted by 山宗 at 02:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月02日

大阪杯展望

過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.8-11.1-12.7-12.2-12.3-12.4-12.3-12.2-12.1-12.8
2014 12.8-11.3-12.5-12.0-11.9-11.8-11.7-11.5-12.4-12.4
2013 12.6-11.4-12.7-12.2-12.6-12.2-11.6-11.3-10.9-11.5
2012 13.2-12.2-13.7-13.2-12.9-12.7-12.3-11.9-11.2-12.2
2011 12.5-11.0-12.3-12.1-11.4-11.6-11.6-11.3-11.8-12.2
2010 12.1-11.1-12.8-12.3-12.0-12.2-11.6-11.5-11.7-12.2
2009 12.6-11.5-11.9-11.9-12.1-12.8-12.1-11.9-11.2-11.7
2008 12.5-10.8-12.2-12.1-12.0-12.3-12.0-11.5-11.6-11.7
2007 12.8-11.5-13.1-12.6-12.2-12.2-11.9-11.7-11.4-12.0

過去9年の平均ラップタイム
12.66-11.32-12.66-12.29-12.16-12.24-11.90-11.64-11.59-12.08
2.00.53

大阪杯平均ラップタイム


傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペースで、道中は一旦は落ち着くものの
極端には緩まない展開から、やや仕掛けの早い上がり勝負という形。

このレースは、道中がそれ程楽をしていられない水準で流れて、一定の持久力は
やはり問われるのだが、だからと言って極端に締まる…という訳でもないために
一流馬の脚は十分に残り、上がりはある程度速くなる。

したがって、仕掛け自体が早く長い脚は当然必要だが、それに加えて勝負所で
動いて行ける機動力を備えていることが重要で、適性的には、切れと持続力を
バランス良く持っているタイプが中心になりそう。


好走する条件
・切れ&持続力を持っていること


予想
頭数はさすがに落ち着いた方だが、ここに対する裏付けはいくらでも取れる、
確かに凄いメンバー構成。結果、切れる馬は少ない…。

◎アンビシャス
前走は、道中が極端に締まりつつも→上がりでもしっかり脚を使う展開…という
とにかくハイレベルな一戦。(4着のフルーキーあたりが普段の勝ち負け)
その中でこの馬自身も、道中〜上がりでとてつもない持続力を発揮していて、
ドバイでもしっかり力を示した2頭の間を割ったことは当然高い評価ができる。
そこで示したパフォーマンスからすると、現状の人気はまだまだ甘く感じるし、
今ならまだ56kgで出走できることも含め、狙うにはこれ以上ないタイミングだと
感じる。全力で推したい。

○ショウナンパンドラ
(あくまで個人的な印象からは)元々切れで勝負していた馬が、秋華賞以降は
持続力という部分での資質を示すようになり、そしてJCでは再度切れを発揮
する内容で一気に頂点まで登り詰めた。
つまり完成したことで、両方の資質のバランスが上手く取れたイメージになり、
この舞台には普通にはまって良さそうな雰囲気。
当然斤量を背負う立場になったが、どのような展開になっても、最早そう簡単に
崩れることはないのでは。

▲ラブリーデイ
とにかく昨年は、元々の(個人的に描いていた)イメージをことごとく覆される
ような活躍で、それを追い掛けるような形で評価を上げていく…という、とても
よろしくないつき合い方をしてしまった訳だが…、ここは1つリセット。
とりあえず、単純に持続力という部分で一定の評価にはしておきたいが、一方で
このレースに限って言えば、ある程度の機動力(切れ)が問われる想定なので、
その点、決め手に優れた馬に差される可能性はありそう。
したがってここは、上位の一角…という扱いまでに止めたい。

注ヌーヴォレコルト
基本的には真っ直ぐ走ってこそ…というタイプだとは思うが、内回りなどで、
持続力がしっかり問われる展開であっても崩れることはなく、やはり一定以上の
格を備えている、単純に強い馬。
上がりでしっかりとした脚を使う必要があるこのレースであれば、この舞台でも
十分出来て良さそうだし、とりあえずは、(元々そういう評価の馬だが)香港C
2着という、一応トップレベルの実績も手にした現状での54kgは軽く感じる。
結果的には4番手評価になってしまったが、普通に勝ち負けしていいはず。

△イスラボニータ
前走は、立ち遅れて中団の外々を回るような競馬になり、展開自体も道中は最早
マイルの領域というスピードレースだったので、ゆったりと大きく、どこまでも
軽いフットワークのこの馬のイメージからすると、少し適性がズレていた。
その点では、ミドルペースで、中距離に特化した資質が問われるここで巻き返す
可能性はあって良さそうだし、本来阪神向きのタイプという訳ではないものの、
一応注目しておきたい。

△キタサンブラック
菊花賞までしっかり制した馬ではあるが、上の世代との競馬は流れが落ち着いた
有馬記念の3着だけ…という中では、58kgは背負わされ過ぎ…感が強い。
タイプ的にも、中距離の一貫した展開よりも、もう少し純粋な持久力を活かせる
舞台の方が合っていそうで、適性がどうか…という部分もある。
マイペースで行けそうなメンバーではあるので、前半をゆったり入り→上がりの
持続力で粘れる可能性はあるが、それを切れで上回る馬はいくらでもいそう…。

△タッチングスピーチ
前走も、厳しい条件の中でしっかりと浮上出来ているし、この相手に対しても、
そう簡単に地力負けすることはないはず。
ただし、末脚の持続力という部分ではかなりのものを備えている一方で、あまり
機動力のあるタイプではないため、内回りに舞台が替わって得をする馬ではない
…ということは確実。
最後に浮上はしてきても、何頭かは結局残すことになりそうなイメージ。




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posted by 山宗 at 19:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする